ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年1月15日。ウクライナ侵攻から327日目

2023-01-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年1月15日。

 ロシアのベルゴロド地域の旧文化会館の建物で弾薬が爆発した結果、3 人が死亡し、13 人が負傷したと、ロシア地域の緊急サービスが報告した。
 原因は弾薬の爆発だそうです。
 地元住民にけがはありませんでした・

 ウクライナ大統領はロシア国防省が「制圧した」と発表したドネツク州ソレダルで、ウクライナ軍が抗戦を続けていると強調しました

 一方、ソレダルでの戦闘で主力を担っているとされるロシア民間軍事会社ワグネル創設者のプリゴジン氏は13日、SNSで、戦況発表でワグネルに言及しなかったロシア国防省を「ワグネルから勝利を盗もうとする試みが常に起きる」と暗に批判しました。 
 民間の会社が自国の国防省を直批判ですよ。そして、「民間会社の我々のほうがよっぽど軍として優秀」と強調しているのをロシアの国防省はどんな思いで聞いているのでしょうか。
 ロシア国防省はこれを受けて13日夜、「ワグネルの志願兵らの行動により、成功した」と改めて発表しました。しかし、これは本位ではないでしょう。
 ワグネル側に何らかの目論見があるようですが、それをまたわざわざ表面化するのはなぜなのか。
 それはもちろんワグネルのトップが将来のことを考えて発言しているからだろうという予測が立つのですが、ただ単にロシアの軍事の世界で何やら揉めている(政治的にも。人間感情面においても)と思われても仕方がないですね。


 ベラルーシ国内では、ロシアとの共同軍事演習が明日から始まりますが、今年9月に旧ソ連諸国で構成する「集団安全保障条約機構(CSTO)」との三つの演習がベラルーシ領内で行われる計画だそうです。