ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年1月10日。ウクライナ侵攻から322日目

2023-01-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年1月10日。

 ベラルーシ大統領は今日、ベラルーシ人は自分たちの伝統を外国の伝統と区別し、母国語の純粋さを守らなければならないと語りました。
 ベラルーシ人は母国語を純粋に守らないといけない。そのために外国との伝統と区別しないといけないそうです。ベラルーシ語を守ろうということでしょうか。ロシアは外国のものとして区別されえるのでしょうか。

 ライアンエアー緊急着陸事件で、逮捕されたロシア人女性サペガ氏。現在、更生施設で6年間の服役中ですが、恩赦を出してもらうよう要請していました。しかし今日、要請が却下されました。
 この人に関してはロシア国籍を持っていることから、身柄をロシアに移送される可能性が除外されないとベラルーシ大統領が話しています。
 もしかするとロシアへの移送が決まっているので、ベラルーシ服役中は恩赦が出せないのかもしれません。

 現在ロシアで服役中のナワリヌイ氏はツイッターで刑務所の看守がインフルエンザにかかった受刑者をナワリヌイ氏の「独房」に送り込んできたと主張しています。また弁護士は、ナワリヌイ氏がインフルエンザの症状を発症して体調を崩したと報告しています。
 サペガ氏もロシアへ移送されず、ベラルーシの更生施設にいるほうがいいのかもしれません。