ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年1月26日。ウクライナ侵攻から338日目

2023-01-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年1月26日。
 ミンスクは一日中雪が降りました。

 西側諸国がウクライナへの戦車給与を続々表明したからでしょう。今日ウクライナ全土で空襲警報が発令され、現地メディアによればキーウで1人が死亡、2人が負傷しました。国内では計11人が死亡したという報道もあります。飛来したミサイルは55発。そのうち47発を迎撃したとウクライナ軍は発表しています。
 ロシア国防省は今日、アメリカが供与した榴弾砲などをウクライナ各地で破壊したと主張。しかし、ウクライナ側はエネルギー施設などが狙われたと説明しました。
 オデーサではエネルギー関連施設が被害を受け、損壊した建物は全土で計35に上るということです。

 ウクライナが昨年10月、登録を申請していたオデーサが世界文化遺産に登録されました。オデーサはロシアの侵攻で破壊の脅威に直面しており、ユネスコは今回、緊急手続きで登録を決定。紛争や災害、開発などで重大な脅威にさらされている世界遺産が対象の「危機遺産」にも同時登録しました。

 IOCはロシアとベラルーシの選手のオリンピックや世界大会への参加を容認する方向で競技することを発表しました。今日、ベラルーシオリンピック委員会は歓迎とIOCの決定を称賛することを表明。喜んでいますが、ウクライナ側が反発すること様子が目に見えるようです。(次のオリンピックまでに終戦しているだろうとIOCが予測しているということの表れにすぎないのかもしれませんが。)

 森元首相の発言。「ロシアが負けると考えられない。」だから日本がウクライナ支援することを疑問視するという意見ですが、ウクライナに戦車を給与すると決めたアメリカやドイツなども批判していますね。
 日露戦争のときも、諸外国は「ロシアが負けるとは考えられない」と思っていたのでは?