電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

古いパソコンでVineLinux4.2を使う際の制約

2013年12月19日 06時01分53秒 | コンピュータ
古いノートパソコン(PentiumIII:900MHz,256MB-RAM,30GB-HDD)に導入した VineLinux4.2 は安定して動作しておりますが、いかんせんハード・ソフトともに古いので、できるだけ改善しようと試みました。
(1) ブラウザの更新 デフォルトのブラウザは Firefox2.0(Bon Echo) となっていますが、せめて Firefox3.0 にしたい。

$ su -
パスワード: xxxxxxxx
# apt-get update
# apt-get install firefox3

で Firefox3 を導入します。もう一度 update しておけばなおよし。
(2) ウィンドウマネージャーの変更 この古いパソコンに、ウィンドウマネージャーとして Gnome は重すぎます。ここは単身赴任時代の経験を活かし、xfce が軽くて良いでしょう。

# apt-get install task-xfce

で xfce を導入します。
導入作業が終了したら、「デスクトップ」からいったんログアウトして、グラフィカル・ログインであれば「セッション」から xfce を選び、再ログインします。
たしかに、Firefox3 が多少は軽く感じられます。

ただし、制約がいろいろあるのも確かです。その最大の不便な点は、Flash が使えないことでしょう。YouTube などを楽しむには、Flash が必須になりますが、Flash が使えるのは、VineLinux5.x 以降のようです。それには、システム要件が Pentiumの1GHz以上、512MB-RAM以上推奨、HDD:フルインストールで4GB以上 となっています。ハードディスク容量以外はダメで、やはり Vine4.2 が実用上の限度のようです。
こうなると、いくつかのブログの魅力が激減してしまいます。当然のことながら、画像と文章が中心のところは大丈夫ですが、YouTube の映像を貼り付けて紹介してくれているサイトは巡回から外れます。
文章と写真を中心に、じっくりと読ませるブログを構成している方々は、やっぱりすごいなと思うのと同時に、Flash が使えないというのは、緊急用あるいは補助的な使用には良いけれど、やっぱりメインにはなり得ないな、と痛感します。

コメント