電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

山本八重と「魔笛」の夜の女王~大河ドラマ「八重の桜」を観る

2013年06月25日 06時03分50秒 | 映画TVドラマ
このところ、NHKの大河ドラマ「八重の桜」(*1)がおもしろいものですから、妻と二人で毎週欠かさず観ております。とくにこの度は、奥羽征討軍の進撃が急速なため、少年達からなる白虎二番隊まで出動命令が出ただけでなく、城下の藩士の家族も城に集まるように触れが回ります。で、これに応じた八重さんの姿がすごい!弟の三郎が戦死した際に着用していたものなのでしょうか、黒の長ランのような上着の下に、皮の手袋か何かを付け、びしっと襟を立てて、どこから見てもケネス・ブラナー監督の映画「魔笛」(*2)での、あのブラックレザーの夜の女王が登場するシーンと重なります(^o^)/
「仁~JIN」に出演した咲さん、じゃない、綾瀬はるかさんのイメージが、180度転換いたしました(^o^)/

さて、来週は白虎隊の悲劇や鶴ヶ城攻防戦の始まりなどが描かれるのでしょうか。目が離せません。

(*1):NHK大河ドラマ「八重の桜」公式サイト
(*2):映画「魔笛」を見る(1)(2)~「電網郊外散歩道」2007年9月



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2 コメント

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切ない (おなら出ちゃっ太)
2013-06-25 16:04:07
いよいよ山場ですが、見ていて切ないです。
白虎隊もそうですが、西郷頼母の一族の運命が…。
八重の姿は、魔笛は分かりませんけれども、ターミネーターのリンダ・ハミルトンを彷彿とさせるものがありますね。

ちなみに、これまで白虎隊とか二本松少年隊のことはまるで知りませんでした。今もなお、多少の遺恨を感じるという人がいましたが、会津の人の心情も分かる気がします。
明治維新は無血革命なんていうけれども、会津の人たちの血はどうしてくれる!って。

この辺りを扱った小説といえば何でしょうねえ?
司馬遼太郎の「惨殺」は、先々週あたりに登場して殺された世良修蔵を扱ってはいますが。

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おなら出ちゃっ太 さん、 (narkejp)
2013-06-25 19:57:16
コメントありがとうございます。「八重の桜」は、佳境に入ってきましたね。なかなかおもしろいです。会津藩の愚直と頑迷とはメダルの裏表、だからこそ悲劇なのでしょう。
>この辺りを扱った小説といえば何でしょうねえ?
はて、直接に扱ったものは、何があるのでしょうね。会津藩の戦後史は、地方史の本で斗南の悲劇を知り、会津処分の過酷さを知りました。これに比べて、庄内藩に対する処分の緩やかさが際立ちます。
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