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山形Qのリハーサルから帰ってきました。7月17日の第40回定期まで、あと2週間。「練習にも熱が入ります」・・・と続きそうなものですが、今回はずいぶんと自然でリラックスした雰囲気で練習が進んでいるので、本番が近づいてもとげとげしくなりません。きわめて和やかな、かといってダラダラしているわけでもなく、スムーズに準備が進んでいます。・・・山形Qも団体として成長しました。
ということで、細かい練習の中身はいつもと同じなので割愛。今回は良い言葉を紹介します。
今回とりあげた作曲家の高田三郎が、「山形民謡によるバラード」を書くに当たって、作曲家として自分に誓った3つのポリシーです。
「一、思いつきで作曲することはやめる。
二、ひとつひとつの作品が常に次の作品の土台となっていくような心構えで書き続ける。そしてそれを一生積み上げていく。
三、日本語のテキストを持った作品か、日本の旋律と関係のある作品を書いていく。
・・・日本の人たちのために、私は私の一生を使おう。日本には日本の音楽史があるべきであり、また、私には私の音楽史があるべきなのだ。世界の音楽の先端がどこへ向かっていようと、私は私自身の仕事をし続けよう。」
・・・かっこいいです。こういうことを、音大の学生のうちに心に決めるとは、本当にすごいことだと思います。
演奏家の我々にとっても、ためになる言葉です。思いつきでないものを、日本の音楽家として、一生積み上げていく・・・山形Qも、今回は40回という節目ですが、これからも山形という地域に根ざして活動を積み上げていこうと、決意を新たにしております。
ということで、細かい練習の中身はいつもと同じなので割愛。今回は良い言葉を紹介します。
今回とりあげた作曲家の高田三郎が、「山形民謡によるバラード」を書くに当たって、作曲家として自分に誓った3つのポリシーです。
「一、思いつきで作曲することはやめる。
二、ひとつひとつの作品が常に次の作品の土台となっていくような心構えで書き続ける。そしてそれを一生積み上げていく。
三、日本語のテキストを持った作品か、日本の旋律と関係のある作品を書いていく。
・・・日本の人たちのために、私は私の一生を使おう。日本には日本の音楽史があるべきであり、また、私には私の音楽史があるべきなのだ。世界の音楽の先端がどこへ向かっていようと、私は私自身の仕事をし続けよう。」
・・・かっこいいです。こういうことを、音大の学生のうちに心に決めるとは、本当にすごいことだと思います。
演奏家の我々にとっても、ためになる言葉です。思いつきでないものを、日本の音楽家として、一生積み上げていく・・・山形Qも、今回は40回という節目ですが、これからも山形という地域に根ざして活動を積み上げていこうと、決意を新たにしております。
こういう実直さは、今の世の中ではあまり聞かれませんが、美しいと思います。高田三郎のエッセイは、本当に真っ直ぐな人柄がにじみ出ていて、私もいろいろな作品が聴いてみたくなりました。
今度の「山形民謡による~」も、是非聴きにいらして下さい。