電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

日曜朝の地震で、バシュメットの番組が中断

2011年07月11日 06時02分34秒 | クラシック音楽
よく晴れて気温がどんどん上昇していた日曜の朝9時57分頃、地震が来ました。当地の震度は2~3くらいで、特に被害らしい被害はありませんでしたが、実は、NHK-FM で、ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットの特集をしていたのでした。放送の予定は、

名演奏ライブラリー -世界的なビオラ奏者ユーリ・バシュメットの芸術-
                         諸石幸生

「ビオラ・ソナタ ニ短調」グリンカ作曲(18分29秒)
  ビオラ:ユーリ・バシュメット、ピアノ:ミハイル・ムンチャン
「アルペジオーネ・ソナタ イ短調」シューベルト作曲(25分43秒)
  ビオラ:ユーリ・バシュメット、ピアノ:ミハイル・ムンチャン
「バイオリンとビオラのための協奏交響曲 変ホ長調k.364」
  モーツァルト作曲、(30分28秒)
  バイオリン:アンネ・ゾフィー・ムター、ビオラ:ユーリ・バシュメット
  管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
「弦楽セレナード ハ長調 作品48」チャイコフスキー作曲(29分04秒)
  ビオラ:ユーリ・バシュメット、弦楽:モスクワ・ソロイスツ
「おとぎの絵本 作品113から 第1曲」シューマン作曲(3分40秒)
  ビオラ:ユーリ・バシュメット、ピアノ:ミハイル・ムンチャン

というものです。

グリンカのヴィオラ・ソナタなんて、はじめて聴くものですし、ヴィオラで演奏されるシューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」も、大変に貴重です。たいへん気持ちよく聴きながら、MD に録音していましたが、モーツァルトの協奏交響曲の途中で地震がやってきて、地震速報に切り替わってしまいました。被災地では、津波を警戒して緊張が走るところでしょうし、相手が地震では誰に文句をいうこともできず、仕方がありません(^o^)/

そして、夜はテレビの「N響アワー」です。今夜は、プロコフィエフの協奏曲の特集。プロコフィエフは、当方お気に入りの作曲家の一人だけに、ひそかに楽しみにしておりました。
先々週までは、民放テレビの「JIN~仁~完結編」を観ていましたが、こんどはN響アワーに戻っています。

ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品16    ( プロコフィエフ作曲 )
ピアノ: アレクサンダー・ガヴリリュク
[ 収録: 2011年6月3日, NHKホール ]
 
バイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63 から   ( プロコフィエフ作曲 )
バイオリン: 神尾 真由子
[ 収録: 2011年6月8日, サントリーホール ]
管弦楽 : NHK交響楽団
指 揮 : ウラディーミル・アシュケナージ

CDでは何度も楽しんでいるピアノ協奏曲第2番のダイナミックな演奏を、映像としてははじめて堪能。こんどは地震が来ないように祈りながら、番組を観ました。(^o^;)>poripori
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