中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

年度末

2017-03-29 06:00:06 | 山形弦楽四重奏団
 山形Qによる北部公民館のコンサートは無事終了。

 春休みということで、子供たちがたくさん来るかとも思いましたが、そうでもない。…平日の昼間ですから連れて来る大人がいないですしね。結局、お近くにお住いのご年配の方々が中心のコンサートになりました。用意していたアニメ映画の曲も、予定通り演奏しましたが、「不発感」はぬぐえない。まあ、仕方のないことでしょう。


 ところで最近、山響の定期演奏会のお客さんが増えています。新聞などで取り上げられることが多くなったからでしょうか。先週末の公演も、土曜日曜共に、80%程度の入り。嬉しい限りです。

 そのせいもあってか公民館でも、定期で見かけたお客さんもいて「この間、良かったよ」、のような声をかけてもらえました。こういう「輪」がリンクしていくのは本当に嬉しい。

 おまけに「今度4月23日もぜひ行きます!」と言ってくれた方もいました。山形Q第63回定期です。いろいろな活動の相乗効果を実感できるのは励みになりますね。


 昨日のコンサートでも宣伝しましたが、4月からの来年度の山響の定期がブラームスを中心にしたラインナップなので、それに重ねて山形Qも4月は「ブラ1」。

 こういう形で、両方楽しんでくれる方々が増えると、やりがいがあります、


 これで山形Qの今年度の演奏会も全て終了ですが、来年度も頑張ります。
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春の☆

2017-03-28 13:32:51 | 山形弦楽四重奏団
 ただいま開演30分前。山形市の北部公民館主催「北部☆春の弦楽四重奏♪」コンサート。


 ハイドンの「ひばり」をメインに、民謡・映画音楽など老若男女に楽しんでいただけるプログラムです。

 まだまだ寒いのに、花粉症が辛い今日この頃ですが、良いコンサートになるよう頑張ります。
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送別

2017-03-27 23:02:25 | 山形交響楽団
 春は別れの季節…。


 昨日は山響の定期演奏会の終演後に、楽団員と事務局員が七日町のレストランに集合。

 総勢40名以上。これは忘年会や新年会よりも参加率が高い。目的は…ストのためでもテロのためでもなく、送別会のためです。


 トロンボーン奏者の五十嵐さんが定年を迎えました。「ふーん」と思うかもしれませんが、これは山響にとっては大きな出来事です。2年前に導入された定年制度による初めての定年退職者だからです。

 それまでなかった定年制度を発足させるための協議は、すいぶん難航しました。私は組合の代表として二年以上、交渉にあたってきましたが、正直、血を吐くようなプレッシャーとストレスを感じたものです。

 「百薬の長」の効能で、どうにかのり切りましたが、肝臓が受けたダメージは計り知れない。…いや、このように冗談めかして言う余裕は、実際はまだありません。制度としては、まだまだ不充分で、納得がいくものには仕上がっていないからです。

 そんな中で定年を迎えさせてしまった大先輩に対して、私としては忸怩たる思いを持ちながらの送別会となりました。


 在籍42年…。ほぼ山響創成期からの最古参の団員ですが、大変な苦労があったことでしょう。今よりもはるかに待遇が悪い時代から、それを支えてきたご家族(奥様とご子息お二人)が一緒に参加していましたが、感慨深いものがあったことでしょう。


 深々と頭を下げ、ご多幸をお祈りしながら、これまでの功績に敬意を表しつつ見送らせていただいたつもりです。申し訳なさと感謝が入り混じります。

 おつかれさまでした!
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カルテット最終回

2017-03-25 23:30:13 | 雑記
 私にしては珍しく、毎週楽しみにしていたテレビドラマが、残念ながら終わってしまいました。「カルテット」です。

 コメディなのか恋愛ドラマなのか、サスペンスなのか…ジャンルがよくわからないままに最終回まで来ましたが、結局はそのどれでもなかったようです。強いて言えば、「青春群像劇」かなと。


 世の中での評判もそうだったようですが、このドラマは何か、演劇の舞台を見ているような緊迫感と、暗示的な台詞が多くて面白かった。


 好きに解釈すれば、カルテットというものは、全く違う人生を歩んでいるバラバラの4人が、ほんの一時同じ夢を見て、刹那的なしかし深いところでの「つながり」を生きるものであると。

 この解釈が正しければ、これはまったくその通りです。脚本家に敬意を表したい。

「こんなことをやっていて何になるのか?」

…我が山形Qも考えさせられる台詞が出てきます。それほどまでに、カルテットというものは成功や富に結びつかない。深く頷いてしまいます。「誘われたから」というだけで、譜読みに汲々としてどうにかしのいでいるようではカルテットをやっているとは言えない。


 ドラマの、メンバーそれぞれのバックグラウンドを回想しつつの「死と乙女」の演奏シーンは、我にもなく、ちょっと感動してしまいました。

 
 良いドラマでした。がそれだけに、これで世間で弦楽四重奏がブームになる感じはしない。…残念ですが、当たり前のことですね。ブレイクはまだ遠いようです。
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磁器

2017-03-24 23:06:36 | 危機管理
 20年。…赤ん坊が成人するほどの歳月です。まさに「ひと世代」。


 ということで、昨日は私の結婚記念日。なんとジャスト20年。過ぎた日々はあっという間に感じるものですが、さすがに20年ともなると、それなりの驚きがあります。

 あと5年で「銀婚式」…。銀婚式なんて、おじいさんとおばあさんのものだと思っていましたが、たしかにわたしの髪の色もだいぶ、「銀」になってきましたから、それ相応かもしれません。


 調べてみると、20周年は「磁器婚式」だそうです。響きはよくないものの、経年劣化に耐える「磁器」ということであてられたらしい。

 そういえば、その頃買ったお皿がまだ数枚残っていて、いまだに使っています。実家を出て一人暮らしを始めたころに、近くの「ユニー」というスーパーで買ったもの。

 私は魚が好きなので(食べるのも見るのも)、魚の柄がはいった皿。たしかに丈夫です。


 「銀」や「金」になるまで頑張ることにします。
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最終回

2017-03-22 22:49:37 | 山形交響楽団
 今週の山響は、今年度最後の定期。1年間のベートーヴェンシリーズも、ついに最終回。最後は「第1番」です。


 ベートーヴェンのすごいところは、初期の曲が、普通に完成度が高いところでしょう。作品としての価値が、あまり変わらない。きちんとベートーヴェンの良さが備わっている。

 誰しもまずは「習作」から始まるものだと思いますが、天才は違うようですね。可愛げがないとも言える。

「ぷっ、ベートーヴェンといえども最初はこんなもんか…」

みたいなところごあっても、好感度が上がるのですが。結局、「第1番」からして「第九」と比較しても明らかに劣るとは言えず、むしろ良いかもしれないぐらい。名曲です。


 ということで、本番は土曜19時、日曜15時。テルサホールにて。お時間のある方は是非!
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つくしんぼ

2017-03-20 21:46:08 | 指導
 昨日は毎年恒例の「つくしんぼコンサート」。私と山形Qヴィオラの倉田氏を中心とした門下生の発表会です。


 「発表会」というのは、とにかく嫌なものです。試されているような気がして、曲に集中できない。ましてや、楽しく弾くことなんてできるわけない。

 自分もそうでした。政治家だったら体調不良を理由に欠席していたと思います。実際、具合悪くなりますし。


 それでも今年も、出演の生徒たちはよく頑張ってくれました。できればやりたくない…という気持ちをおさえて、よく弾いてくれました。出来不出来に拘らず、まずはそのパフォーマンスをほめたたえたい。


 ミスがあったかどうかということは、客席から言えはほとんど関係ない。きちんと実力が伝わるものです。

 山形テルサのリハーサル室とはいえ、あれだけたくさんの人を前に弾くのは大変なことです。

 失敗体験も、または成功体験もあったかと思いますが、次に活かしてほしい。
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アンパンの日

2017-03-18 23:59:40 | 山形交響楽団
 この日曜は「アンパン」づくし。

 アンパンを食べるわけではありません。甘いもの嫌いな私のもっとも苦手なのが「あんこ」。したがって、アンパンなどこの40年近く食べてませんから、そういう意味でのアンパンづくしには耐えられない。

 そうではなくて、山響のファンタジックコンサート。今年のゲストは、アンパンマンの歌手「ドリーミング」のお二人がゲストなのです。

 来年で放送開始30周年の、歴史あるアニメですが、その歌手が双子だとは知りませんでした。同じ声の二重唱だったとは。


 「アンパンマンのマーチ」に「アンパンマンたいそう」「ドレミファアンパンマン」などなど。間に有名なクラシックをはさみながらのコンサート。小さい子供連れのご家族たちに楽しんで頂きます。

 
 我が家では、子供が小さい時に「アンパンマン」は特に見せていませんでした。しかしある時、初めてドラえもんを目にした時に、指差して「ばいきん、ばいきん」と言ったのには驚きました。我々にはわかりづらいが、「ドラえもん」と「バイキンマン」は似ているのです。それほどまでに、「アンパンマン」は、幼児に浸透している。

 もはや国民的なキャラクターですね。


 毎年、幼児に人気の歌手をゲストに迎える企画になってますが、なかなか勉強になります。
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鍋島(純米吟醸・山田錦)

2017-03-17 23:59:57 | お酒の話(県外)
 だいぶ前ですが、「佐賀は、ど田舎で何もない」みたいな内容の歌が流行りましたね。自虐的なお笑いソングだったと思います。

 声を大にして言いたい。「あなたは何もわかっていない!」と。

 佐賀こそは、九州が誇る素晴らしい名醸地です。去年の演奏旅行で、さらにそう思いました。特に、この「鍋島」。


 ということで、「鍋島」の新酒。入手困難ですが、近所の店にたまたま入ったので。

 いつも、あっという間に売り切れます。そのぐらい、全国各地の日本酒好きに名の通った銘酒なのです。


 しかし、地酒というものは、その土地に行って、その土地の食べ物と一緒に味わうからこそ美味いのです。そこの空気や水が育んだ幸は、その中でこそのものです。

 こんな遠く離れて、気候も風土も違う山形では、いかがなものか…と思っていましたが、やっぱり旨い酒はどこ行っても旨い。

 山形の酒も自信を持って、もっともっと全国展開すべきですね。

 
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貴重な香り

2017-03-15 23:46:21 | 危機管理
 このあいだ、家族で鰻を食べに行きました。山形の老舗「あげつま」さんです。テーブル脇の窓の外に見える日本庭園におじけづく、格式の高いお店です。もちろん高いのは格式だけではない。…山形Qにも協賛してもらっているので、たまには大奮発もありかと。


 ところで、
「鰻でもとりましょうか」
…というフレーズに懐かしさを感じませんか?

 子供の頃、家にお客さんが来ていて、食事時を挟む場合の基本でした。関係ない私たち子供も、お相伴にあずかれる。2〜3ヶ月に一度あるかないか。今より高くはないが、やはり特別な食べ物でした。華やいだ気分になる。日常では許されないことが許されているようなプレミアム感がありましたね。

 考えてみれば、「お寿司」はさらにレアでした。年に1〜2回。酢飯の香りは「お祝い」の匂い。みんなが嬉しくて楽しい、特別な香りなのです。


 科学の進歩とデフレのせいで、私のような庶民でも、今では日常的に寿司を食べられるようになりました。実に嬉しいことです。

 しかしあの、ゾクゾクするような晴れがましさが失くなったのは、かすかな寂しさも感じる。そして、今の子供たちには、もともとそういう感覚もない。豊かになって失うもののひとつです。


 そういう意味では、鰻は健在ですね。いや、ますますプレミアム感は高騰しています。恐ろしくてなかなか口にできない。

 久しぶりに大奮発(しつこい)した鰻重は、実に美味かった。

「ああ、こんなものが日常的に食べられる身分になりたいなあ」

…いやいや、貴重な贅沢の「香り」として、大切にとっておきましょう。
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セレナーデ

2017-03-14 22:06:40 | 山形交響楽団
 今週の山響は、明後日の「文翔館セレナーデ」コンサートから。前半は弦楽合奏、後半は金管アンサンブルでの演奏会です。

 もともと文翔館ホールは響きもサイズも、オーケストラより室内楽に向いているので、お客さんにとっても「贅沢なひととき」になるのではないでしょうか。


 弦楽合奏の曲目は、ドヴォルザーク「弦楽セレナーデ」。前回がチャイコフスキーだったので、やはり来たかという感じ。弦楽ナンバーでは名曲の双璧をなす2曲です。しかし、チャイコフスキー以上に難しい。今回のように指揮者なしではなおさらです。

 それでも、5楽章それぞれ、色とりどりで飽きることがないのは、さすがドヴォルザーク。とくにフィナーレの一番最後で、冒頭のメロディが返ってくるところは、いつ聴いても、いつ弾いても感動的です。良い映画が終わりそうなときに、映画を観ていること自体をすっかり忘れていたことに気づくような感じ。見事です。


 本番は明後日19時開演。お時間のある方は是非!
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ふりつむ

2017-03-11 21:28:26 | 山形
 太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
 二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ。


 …三好達治の有名な詩ですね。

 いろいろな解釈がある詩ですが、私はやはり、この「雪」とは、時間のことだと思います。

 誰にも、たとえば6年なら6年で、同じように時間は過ぎて行きますが、その積み重なり方は違います。近くに住んでいても、太郎の屋根と二郎の屋根は違う。だから、ふりつもり方も違うのです。


 あの震災から6年。同じ東北に暮らしていても、その歳月の「ふりつもり方」は、人それぞれ全く違うものでしょう。「ねむらせ」られてなどいなくて、あれから時が止まっている人もいると思います。

 それでも、確実に雪はふりつむ。


 降りつもる「時が」、被災したすべての人の安息につながりますように。
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副理事長日誌

2017-03-10 23:59:35 | 危機管理
 副理事長様ご出座〜!

 ということで、自宅マンションの管理組合理事会で重責を担うべく出席。


 実を言うと、今週の私は、年に一度あるかないかの「降り番」。山響の皆さまにおかれましては、「ヨハネ受難曲」という大作を演奏なさるとのこと、ご健勝とご活躍を陰ながら祈念いたしつつ、休養させていただいております。

 そのような事情ですので、いくら「副」だからとはいえ、多忙を理由に理事会を欠席することもできず、積極的に参加したわけです。


 さて、当マンションは折しも、ついに来つつある大規模修繕に備えなければならない時期。修繕箇所のチェックに余念がない。

 今回も最上階から順番に、共用部分その他の劣化を確認して回ります。説明はもちろん業者さんがしてくれるわけですが、素人の私たち理事には、正直言ってよくわからない。

「あのあたりもだいぶ傷んでますので、足場を組んでから内部をチェックして、必要があれば打ち直し、軽ければ塗り直しで対応することになります」

「はあ。」
「…ほう」
「ふーん」

 理事たちの間には、緊張感を伴う綿密な協議がなされます。

「説明は以上ですが、何かご質問はございますでしょうか?」

 水を打ったような静寂のあと、おもむろに口を開く理事。

「足場って、ずいぶん費用かかるんですね」
「はい」

 入念な質疑応答がなされました。


 …まあ、これが集合住宅の気楽さでもあり、不便さでもありますね。
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巻き戻し

2017-03-09 19:08:51 | 雑記
 今日の朝。関東はもう春ですね。

 山形新幹線「つばさ」に乗って、ひと眠り。目を覚まして、ふと見ると…

   

 季節が逆戻り。これは、何度見ても驚くものです。

 
 …ついでに年齢も巻き戻ってくれるといいのに。
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金の街

2017-03-07 15:02:05 | 雑記
 仕事帰りに、ちょっと一杯。

…と思って訪れたのがここ。どこでしょう?山形の七日町ではありません。

 正解は…

  

 この看板がなんとも昭和ですね。


 ということで、昨日から所用のため東京に来ています。新宿のオペラシティだったので、その後、足をのばしてみたのでした。

 ここの中の一軒のママさんと友人なのです。山形にも何度か来てくれました。久しぶりにの挨拶に、顔を出しに行ったわけです。


 この界隈は、昔は恐ろしく感じたものです。新宿文化センターの後、近くで飲んで終電を逃し、この辺りに迷い込んでハラハラしたのを覚えてます。

 ある店の前で悠然とタバコを吸っていた、背の高い女の人が手招きしてる。恐る恐る近寄ると突然、
「お兄さん寄ってく?」
と、おじさんの声で言われたので、びっくりして、
「すみませんっ!」
とダッシュで逃げ出したのも良い思い出です。

 今は、外国人の観光客も多くて、雰囲気が変わりましたね。「日本らしい」ものを残した貴重な場所になっているからかも知れません。
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