電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

コレクションの規模

2008年01月10日 20時24分03秒 | クラシック音楽
昔、オーディオがブームだった頃に、よく雑誌でマニアのお宅を訪問する記事がありました。掲載される写真をみると、壁面を埋め尽くすようなレコード棚に、きちんと整理された膨大なLPやオープンリール・テープが写っています。その数ざっと数千~1万枚といいますから、当時のLPの単価を2000円としても、合計すれば数百万~数千万円単位の資金をつぎこんでいることになります。遠い記憶ですが、これらのマニアの方々は独身貴族の人が多かったような。私のような素人音楽ファンには、ちょいと縁遠い世界です。

ごく普通の、平均的な所帯持ちサラリーマンで、趣味の音楽CD等のコレクションの規模は、おのずと限度があるのではないか。さらに、聴くことができる限度も、実はあるのではないか。私の場合は、特に同じCDを何度も繰り返して聴くことが多いので、よけいそんな印象を持ちます。さらに書籍もありますから、スペースや時間の問題は大きいです。生活を破壊しない、ほどよいコレクションの規模というのがあるように思えてなりません。
コメント (6)