このところ、陽気がだいぶ良くなってきたので、ドビュッシーの「前奏曲集第1巻」を聞いている。ミシェル・ベロフのピアノで、DENON COCO-70534というCDだ。以前にも書いたことがある(*)が、私がドビュッシーのピアノ音楽に親しんだのは、ずっと昔に千円盤LPでマグダ・タリアフェロの演奏を通じてだった。ただ、いかんせん録音が古かった。ピアノの低音がびんびん響くような、鮮明な録音であればなぁ、と残念に思ったものだ。この演奏は、1994年から95年にかけて、スイスのラ・ショー・ド・フォンでデジタル録音されたもので、お馴染みの「亜麻色の髪の乙女」などは比較的ゆったりと奏されており、ドビュッシーの不思議な響きを実に鮮明にとらえている。
ミシェル・ベロフというピアニストは、FM放送で聞いた、オリヴィエ・メシアンの曲の演奏で知るようになったと記憶している。当時は、それほどフランス音楽に惹かれることはなかったので、特に注目することもなかった。先日、知人の結婚披露宴に出かけた際に、たまたま購入してきたものだ。通勤のカーステレオ向きの音楽ではないが、自宅で静かに楽しむにはとてもいい。
昨日は職場で送別会を開いてもらい、勢いでだいぶ飲んだ。いい職場で、幸せだったと思う。
(*):録音データを調べる
ミシェル・ベロフというピアニストは、FM放送で聞いた、オリヴィエ・メシアンの曲の演奏で知るようになったと記憶している。当時は、それほどフランス音楽に惹かれることはなかったので、特に注目することもなかった。先日、知人の結婚披露宴に出かけた際に、たまたま購入してきたものだ。通勤のカーステレオ向きの音楽ではないが、自宅で静かに楽しむにはとてもいい。
昨日は職場で送別会を開いてもらい、勢いでだいぶ飲んだ。いい職場で、幸せだったと思う。
(*):録音データを調べる