郵便局の、図書コーナーで借りた本です。
「しゃばけ」の表題にひかれて、借りたものですが、本を開くと、
「しゃばけ」の意味が、書かれていました。
「しゃばけ」=「娑婆気」~ 俗世間における名誉、利得などの
さまざまな欲望に、とらわれる心。
「しゃばけ」という漢字も有り、言葉として存在していること、
私は始めて知ったのです。
我が家の三省堂国語辞典で、引いてみると、
俗世間に執着を持つ心・・・と出ていました。
どちらも、意味をどのように解釈してよいか、??の私でした。
著者=畠中 恵
漫画家を志し、88年小学館の漫画雑誌でデヴュー。
作家を目指し、2001年「しゃばけ」で、
第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞する。
江戸時代の推理小説でした。
鳴家(やなり)、妖(あやかし)とか出てきて、何者?。
鳴家とは、身の丈数寸というところの、小鬼。
妖とは、現在でいうばけものである。
主人公、薬師問屋長崎屋の息子の部屋には、妖達が姿を見せ、
会話も出来るが、家のものには、見えないのである。
殺人事件が何件か起きて、息子・一太郎の出生にからんだ事件
であることが分かり、鳴家、妖たちの力を借りて、意味を解いていく、
まことに不思議な、推理ものである。
読んでいくうちに、先を知りたいの思いで、楽しく読みました。
現代物の小説のなかには、「座敷わらし」が、出てくるものがあります。
「座敷わらし」も、妖怪の一種。
東北地方にみられる、民間伝承で、旧家に住み、
童子の姿をして、出没するといわれる。
座敷わらしのいる間は、福運に恵まれ、退散と同時に
家運が傾くと信じられている。
柳田國男の遠野物語に出てくる、
座敷わらしからとったものと思われる。
東北地方の人は、「座敷わらし」という、家の守り神が
いると信じていた。
( この部分は、Yahoo検索にて )
鳴家、妖、座敷わらし・・・これらの妖怪達?が出てきて、
お話できたら、楽しいでしょう・・・か。
背景色を使って・・・
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ウオーキング~お休みしました
文庫になっている”ぬしさまへ””ねこのばば”も。
まだまだこのシリーズ、そして新しいシリーズもあるようですが、
もったいないので文庫になるまでひたすら待ってます(笑)
ほのぼのしててじんわりきて、笑えて罪のないシリーズですよね!?
ぐらいしか知りませんが、あのような妖怪だったら
会ってみたいですね。ざしきわらしだったら最高。
今の人間界のほうが、妖界より怖いのでないですか。
畠中惠さんの名前も、読むのも初めてでした。
読んでみて、妖怪もの、空想の小説と分かった
のですが、“ぬしさまへ”“ねこのばば”とかも、
あるのですね。
今度、本屋さんで、注意してみて見ます。
有りえないこと書く作家も、すごいです。
でも、屏風の陰から出てきた妖たちが、役に立ち、
見方になってくれたら、心強いですね。(笑い
ゲゲゲの鬼太郎とか、妖怪人間べムをご存知
ですから、まだいいです。
ゲゲゲは名前を知っていても、TVで見たことありませんでしたし、べムさまにとっては、初めて聞く名前で
恥ずかしい限りです。
子どもがいませんでしたから、アニメとか、子ども向けのもの、縁がなかったようです。
しゃばけの妖たちは、ご主人様のために・・・、
人間界より、信じられるかもしれませんね。