気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

虫は「蓑虫」 (台四十一段)枕草子より

2005-10-10 | Weblog

        現代語訳 

    蓑虫(みのむし)これはとても可愛

   そうだ。鬼が生んだので、親に似て

   この子も、恐ろしい心があるだろうとして、親がみすぼらしい

   着物を着せて、 ”もうすぐ秋風が吹くので、その頃に来よう

   待っていなさいよ”といって、置いて逃げていったのも知らず

   秋風をきいて、八月ころになると「ちちよ ちちよ」と心細げに

   鳴くのは、本当に可愛そうだ。  

    これが事実とすると、蓑虫のぶら下がっている状態を見ると

   納得できるような感じを受ける。本当に可愛そうな虫なのだ。

   枯葉のような色をして、みすぼらしく、虫には思えない。

   親に捨てられてと思うと、かわいそうな感じもする。

    でも、蓑虫は「ガ」になると聞いている。「ガ」はあまり好かれ

   ない。やはり、嫌われる運命なのだろうか。

        蓑虫を調べてみる。

    ミノガ科のガの幼虫、口から糸を出して、小枝や葉の小片を

   つづり合わせ、筒状の巣を作って住む。

   雄は羽化して出るが、雌は一生をこの中で送る。

         鬼の子・・・とある

  _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 

       畑らしき所に毎年咲いていて、車の中より 

      眺めて通り過ぎていた。今年は、車を止めて 

      写させていただきました。   

           葉もなく、いきなりの花です   

           名前は  です。 

        薄紫の色にて(後方は白く写ってますが) 

        写し方下手でスミマセン。   

                (10月6日  11:20 撮影)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿