藤村の「初恋」

　　　　昨日バレンタインデーの日であったためか、藤村の「初恋」
　　　　　　　　まだあげ初（そ）めし 前髪の・・・・・
　　　一生懸命暗記して覚えた事を、思い出しました。
　　　　　　私の好きな 詩 でもあります。
　　　ほのかな気持ちを抱いても・・嬉しい気持ちをいただいても・・
　　　自分の気持ちを、表現する事も出来ずにいたこと・・・などなど
　　　懐かしい思い出が、よみがえってきました。
　　　　　　　２度とない大切な 若さ でした。

　　　　　　　　　　　　　　初恋
　　　　　　　　まだあげ初（そ）めし 前髪の
　　　　　　　　林檎のもとに 見えしとき
　　　　　　　　前にさしたる 花櫛の
　　　　　　　　花ある君と 思ひけり

　　　　　　　　やさしく白き 手をのべて
　　　　　　　　林檎をわれに あたへしは
　　　　　　　　薄紅の 秋の実に
　　　　　　　　人こひ初（そ）めし はじめなり

　　　　　　　　わがこころなき ためいきの
　　　　　　　　その髪の毛に かかるとき
　　　　　　　　たのしき恋の 盃を
　　　　　　　　君が情（なさけ）に 酌（し）みしかな

　　　　　　　　林檎畠の 樹の下に
　　　　　　　　おのづからなる 細道は
　　　　　　　　誰（た）が踏みそめし かたみぞと
　　　　　　　　問ひたまふこそ　こひしけれ

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　　　　　　　ウオーキング～40分＝5,000歩　　　
　　　　　　　　　昨日より、歩いていて汗ばむ。
　　　　　　　　　薄いコートを、腰に縛りつけ汗フキフキ歩く。