熱中症対策のつもりが・・・でも、水分のがぶ飲みは危険だそうです。
ひどい疲労感から熱中症を疑い、病院を受診したところ、熱中症ではなく、
急性の糖尿病でした・・・という記事がありました。
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「一般的にペットボトル症候群と呼ばれている『ソフトドリンク・ケトーシス』に
気をつけなければなりません。
と東邦大学大森病院糖尿病・代謝・内分泌学分野の弘世(ひろせ)貴久教授。
暑さで喉が渇いて水分を過剰に取る。これが引き金になるのです」。
摂取する「水分」が、水やお茶なら問題ない。しかし「スポーツ用飲料水や
清涼飲料水には多量の砂糖が入っていて、ご飯や麺類などの糖質よりも
体内に吸収されやすい。それを頻繁に取ると血糖値が高くなり、インスリンの
分泌が悪くなったり、分泌されたインスリンの効きが悪くなったりします」。
自覚症状としては、喉の渇きが一層ひどくなる。そこで、さらにスポーツ用飲料水
などを取ると、血糖値はますます上がる。
「インスリンの“分泌と効きも”雪だるま式に悪くなり、急性の糖尿病を招く。すると、
体を酸性に傾けるケトン体が過剰に分泌され、体の疲労感が強くなるのです」
糖尿病でなくても、スポーツ用飲料水などをがぶ飲みする生活を、1週間も続ければ、
HbA1cや血糖値が「尋常でない数値」に跳ね上がる。
*** 定年時代より 抜粋にて ***
昨今は熱中症対策のために、あえてスポーツ用飲料水を選び、飲む中高年が
増えていて、しかしそれは、人によってはかなりの危険行為だそうです。
お気をつけください・・・・・。
「ペットボトル症候群」の正式名称が、「ソフトドリンク・ケトーシス」といいます。
フラワーパークにて