気ままな思いを

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綴る雑日記です 

「母=オモニ」を読んで

2018-03-08 | 読書


最近は読書も少なくなってしまって、病院の診察の待ち時間に
読むくらいになり、一冊を読み終わるまでに時間がかかっています。

姜尚中(カンサンジュン)さんが書かれた本です。
熊本市出身の政治学者。東京大学名誉教授、熊本県立劇場館長などされ、
専門は政治学、政治思想家です。
日本での通名は「永野鉄男=ながのてつお」。「姜尚中」と朝鮮名を
名乗るにも葛藤があったようです。
静かな語り口が物静かな印象と、テレビでは感じていますが・・・。



朝鮮半島から日本へ、激動の時代を生きた亡き母の生涯を書き綴っています。
差別や偏見の中で、たくましく子供を育てあげた強い母親でした。
人生の終わりに、オモニは「幸せだったばい」と。

「母。それはいつの時代も子供たちの心をとりこにせずにはおかない」
姜尚中さんの、プロローグの最初の言葉です。

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