気ままな思いを

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綴る雑日記です 

鼻水はなぜ出るの?

2009-03-31 | 言葉の意味は


 鼻水って、どうして出るのでしょう・・・

鼻水には、二つの役割があります。
一つは、鼻の中の鼻腔っていう部分を、おおっている粘膜に
湿気を与え、温めること。

もう一つは、外から入ってきた病原菌や、花粉なんかの、
異物を洗い流すこと。

鼻水は、鼻の中の粘膜にしきつめられている盃(さかずき)細胞や、
その下の方にある、分泌腺というところでつくられる。


* 鼻水が出ないときもありますが・・・

ふつうの人は、一日に1~1.5㍑も、鼻水がつくられていて、でも、
その半分は、鼻を湿らすためで、すぐに蒸発しています。

鼻の粘膜には、繊毛といういう、微細な毛がたくさんついた細胞も
あって、残った鼻水は、この毛の動きによって、鼻の奥の方へ、
常に流し込まれるようになっている。

知らないうちに鼻水は、飲み込んでしまっているのです。


* どんな時に、鼻水がでるのでしょう・・・

つくられた鼻水が多すぎて、あふれてきた結果です。
花粉症やかぜのときに、鼻水が出てくるのは、花の粘膜にくっついてくる
花粉や病原菌を洗い流そうと、鼻水が大量につくられているためです。


* 泣いたときに出る鼻水は・・・

あれは鼻水じゃなくて、ほとんどが涙です。
涙管(るいかん)という、涙の出る管が、鼻の中の鼻腔につながっていて、
でもこれも、副交感神経を刺激するので、鼻水も一緒に出るみたいです。


 花粉症のときの鼻水は、透明で、かぜをひいたときはなぜ黄色いの・・・

色のついた鼻水が出てくるのは、細菌による感染が起きているためです。
色はおもに、感染した細菌の色で、それと、菌と戦った白血球などが、
一緒になっているためです。

( 
ご参考になさってください )


        *** 朝日新聞・DO科学より・抜粋にて *** 



私たちの体の中の、働きには目を瞠ってしまいますが、
目を瞠る働きによって、私たちの体は助けられていて、
鼻水にも、このような働きがあったのですね。

花粉症のかたには気の毒ですが、鼻をかむことで、
     菌を外に、出しているわけでもあります・・・・・。


  

最初の頃、ウオーキングしていた運動公園の桜です
      またときどき、こちらでウオーキングしています。

  
  

 


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