気ままな思いを

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綴る雑日記です 

名誉教授とは・・・

2017-06-26 | 言葉の意味は


「名誉教授」という言葉を、テレビなどでよく耳にしますが、
「とても偉い人」という印象でした。
「名誉教授」について書かれていましたので、記してみます。

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大学の教員は、助教→講師→准教授→教授、という順番で昇進していきます。
ちなみに「立場が上の人ほど数が少ない」というピラミッド構造には
なっていません。

名誉教授・・・これは現職の先生ではなく、大学を退職した元教員に与えられる
形式的な「称号」です。学校教育法にも規定があり、「教育上又は学術上等に
功績のあった者」に授与できる、とされています。」が晴れて称号をもらえると、
何か「特典」があるでしょうか。複数の国立大名誉教授に聞いてみると、「カード
型の身分証をもらえるので図書館などの施設に出入りできる」「大学を通じて国
からの研究費がもらいやすい」とのことでした。

ただし、大学との雇用関係はないので、給料はなし。
「一種の身分保証のようなもの。照会してもらうときに『元教授』というよりも
肩書として落ち着きがいい」という意見もありました。

どんな人なら名誉教授になれるのでしょうか。
ここは大学の運用に任されています。東大の規則は「総長又は教授として在籍5年
以上」「本学における功労が大である」などの条件を満たすよう求めています。

【 功労の大きさって?。定年まで勤めたか、研究科長などの役職経験があることが
「相場」。各部局にある「教授会」が推薦し、全学的な組織が決裁するという仕組みで、
16年度には71人が名誉教授になりました。「それほど特別な存在ではありません」
と東大大学院教育学研究所の福留東土(ひでと)准教授(高等教育論)】

*** 朝日新聞・今さら聞けないより抜粋にて ***

名誉教授・・・権威ある大学の先生のなかでもとくにエライ人?・・・
かと思っていましたが、ちょっと違ったようです。
給料はなし・・・にも驚きました。
文面だけの判断ですので、大学内のことはよくわかりませんが、実感です。



マツモトセンノウ(松本仙翁)という名前の花です。
初めて知りました。
花の形が、歌舞伎の松本幸四郎の紋所に似ていることから。とのことです。