気ままな思いを

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綴る雑日記です 

春の熱中症について

2016-04-13 | 言葉の意味は


熱中症と聞きますと、真夏と思いがちですが、寒暖の差が激しい春も
要注意の季節だそうです。
「猛暑に慣れた真夏の35度より、気温が急激に上がった5月の25度の方が
体にはこたえるんです」と兵庫医科大の服部益治教授(小児科学)はいう。

ふだん、人間の体は」体温が35~40度の間に収まるように調整している。
だが、急に気温が大きく変わるとすぐに対応できない。

対策は、まず、天気予報に気をつけ、気温だけでなく湿度も重要で、湿度が
高いと脱水状態になる危険が高い。
「夏日」 「真夏日」 「蒸し暑い日」といった予報が出たら、「春ではなく夏だと
思って過ごすのがコツ」と服部さんは勧める。

夏のような脱ぎやすい服装にする。こまめな水分補給も心がける。水だけ取ると
体液の塩分濃度が薄まり、塩分濃度を上げるため余計に汗をかく悪循環に陥り
やすい。塩気のものを一緒に取るといい。塩分や糖分の濃度を体液に合わせてある
経口補水液も有効です。

「暮らしの保健室」(東京都新宿区)の秋山正子室長は「お酒は脱水を助長するので
かえってよくない」という。
もしも、熱中症で倒れた人がいたら、救急車が来るまでに、体温を下げる工夫をする。
服をゆるめ、首の両脇やわきの下などをぬれタオルなどで冷やすと体温を下げやすい。
太い血管が体の表面近くを通っている場所だからだ。
「保冷剤をハンカチでくるんで当てるのもいい」と秋山さんは勧める。


*** 朝日新聞・続・元気のひけつより抜粋にて ***

身近な人間が熱中症になったら、慌ててしまうことが多いと思います。
秋山さんが勧める「体温を下げたり、ぬれタオルのこと、保冷剤のこと」など
紙に書いて目につく場所に貼っておくのも、慌てた時の安心剤になるかもしれません。

 

我が家の黄色のクンシランが開花時始めました。