気ままな思いを

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博士「はくし」と博士「はかせ」

2014-07-16 | 言葉の意味は


博士=「はかせ」と読んでいますが、「はかせ」と「はくし」は
どのように違うのでしょうか・・・と辞書で調べてみました。

博士「はかせ」は、学問やその道に詳しい人。
博士「はくし」は、専門の学術論文の審査に、合格した者に与えられる学位。
ふつう大学院で五年以上研究し、論文を提出したものにさずけられる。

三省堂国語辞典より

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でも博士って、どうやったらなれるのでしょうか?。

文部科学省によると、博士とは大学が与える学位のひとつで、
正式には「はくし」と読みます。

学位には「学士」「修士」「博士」の三つがあり、4年間の学部を卒業すると「学士」、
大学院で2年間の修士課程を終えると「修士」、さらに3年間の博士課程を終え、
審査に合格すると「博士」になることができます。

医師や弁護士のような国家試験はありませんが、過程を終えただけではなれません。

自分の研究をまとめた論文が、教授から「博士にふさわしい」と認めてもらう必要があります。
社会人になってからでも、研究して論文を書き上げれば、博士になることができます。

ただ、博士制度に詳しい近畿大学医学部の榎木英介講師は「審査の基準はあいまいで、
大学や学科、分野によってもまちまちです」といいます。


*** 朝日新聞・今さら聞けないより抜粋にて ***

博士は英語ででは、「ドクター・オブ・フィロソフィー(Ph.D.)といいます。
フィロソフィーは「哲学」の意味。
自然の成り立ちや仕組みを考える、古代の哲学に由来しているそうです。




7月13日の朝に、写したものです・・・・・。