気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「微笑み」の詩を・・・・・

2013-03-16 | 読書


3月7日に、河野 進著の詩集「ぞうきん」を紹介しましたが、
その中の「微笑み」も紹介させていただきます。

微笑みは人の心をやさしく、暖かく包みこんでくれます。
赤ちゃんの笑顔には、思わず引き込まれて、笑顔が溢れてしまいます。
微笑みの笑顔は、素晴らしいものです。

************************************

微笑み

どのような苦しみにも 暖かい頬笑みを
どのような悲しみにも 明るい微笑みを
   どのような恐れにも たじろがない微笑みを
 どのような不安にも 和やかな微笑みを
  どのような誤解にも 思いやりの微笑みを
   どのような憎しみにも やわらぎの微笑みを
  どのような冷たい目にも 親しい微笑みを
どのような裏切りにも 黙って微笑みを


************************************

以前に読んだ永崎 一則著の「人はことばに励まされ ことばで鍛えられる」
のなかに、「ほほえみは 最高の化粧」より “とにかく心からのほほえみは
その人を美しくするものである” と書かれていました。

河野さんが書かれているように、苦しみ悲しみにも、誤解や憎しみにも、
冷たい目裏切りにも、微笑みができましたら、素晴らしいことと思います。




春の訪れを・・・・・