3月7日に、河野 進著の詩集「ぞうきん」を紹介しましたが、
その中の「微笑み」も紹介させていただきます。
微笑みは人の心をやさしく、暖かく包みこんでくれます。
赤ちゃんの笑顔には、思わず引き込まれて、笑顔が溢れてしまいます。
微笑みの笑顔は、素晴らしいものです。
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微笑み
どのような苦しみにも 暖かい頬笑みを
どのような悲しみにも 明るい微笑みを
どのような恐れにも たじろがない微笑みを
どのような不安にも 和やかな微笑みを
どのような誤解にも 思いやりの微笑みを
どのような憎しみにも やわらぎの微笑みを
どのような冷たい目にも 親しい微笑みを
どのような裏切りにも 黙って微笑みを
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以前に読んだ永崎 一則著の「人はことばに励まされ ことばで鍛えられる」
のなかに、「ほほえみは 最高の化粧」より “とにかく心からのほほえみは
その人を美しくするものである” と書かれていました。
河野さんが書かれているように、苦しみ悲しみにも、誤解や憎しみにも、
冷たい目裏切りにも、微笑みができましたら、素晴らしいことと思います。
春の訪れを・・・・・