気ままな思いを

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宇宙から帰ると、体はどうなるの?

2012-11-24 | 言葉の意味は


国際宇宙ステーション(ISS)から、ソユーズ宇宙船で地上に帰還した星出彰彦飛行士。
船外活動も何回かなさって、「充実した楽しい4ヶ月間だった」と話されていました。

長期間の宇宙滞在で筋力が弱っているため、椅子に座ったままでした。
骨や筋肉の量が減って、リハビリが必要になるようです。

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重力がわずかな宇宙の暮らしでは、血液や体液は頭のほうに上がっていて、
地上に戻ると急に下がり、意識がもうろうとすることがある。

そこで飛行士は、機関直前に体液を増やすために1.5㍑水分を取る。
血液が下がらないように、下半身を圧迫するタイツのようなものをはく。
帰還はそれだけ体に負担がかかります。

機関直後が血圧を調節する交感神経がうまく働かない恐れもある。
歩こうとしても思ったより足が上がらず、転倒することも考えられる。
体のバランスをとる三半規管が、上も下もない宇宙空間に慣れて
すぐ働かず、転ぶかもしれないのです。

宇宙では骨や筋肉の量が減って、急激に老化が進むように感じるそうです。
骨や筋肉が減らないように、ISS(国際宇宙ステーション)の中で毎日2時間半ほど、
健康器具で
運動をしているのです。

半年間で骨の密度は、太ももで9%減り、筋力は平均で1、2割は
下がるといわれています。

当分はリハビリテーションに専念して、これまでの飛行士では、筋力を
取り戻すのに平均6週間、骨は3~4年かかっているそうです。


*** 朝日新聞・ニュースがわからん!より抜粋にて ***




庭の紅ドウダンツツジの紅葉です。。。。。