日本画と西洋画の違い、意味などはよく知りませんでしたが、
絵の具の使い方などにも、日本画と西洋画では異なるようです。
絵画展は好きで、よく見るほうですが、日本画の重みと、見て感じて
描いた世界を、 花鳥風月の世界の美しさを、日本人として
次回からは、観るようにしたいと思いました。
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山種美術館館長の山崎妙子さん談にて
日本画は、日本の伝統的な技術で描かれた絵画のこと。
和紙や絹布に、日本画特有の絵の具を「にかわ」で溶いて描きます。
西洋の絵画は、絵の具のチューブをひねれば、誰でも同じ色が使え
ますが、日本画は自分で色を作るので、画家の独創があります。
厳密に言えば、同じ色は2度とこの世に存在しません。
伝統的な日本画は、西洋画のように写実的ではなく、立体感も出さず、
背景もない。逆に余白を重んじて描かれました。
重要なのは「何を描くか」ではなく、「何を描かないか」。
見た対象ではなく、観て感じた世界を描いているのです。
それに、油絵のように塗り重ねもできないから、失敗は許されない。
研ぎすまされた緊張感のなかで、描きます。
*** 朝日新聞・フロントランナーより抜粋にて ***
黄花モクレンです・・・花木センターで初めて見ました・・・写させていただきました。
マグノリア・アクミナータとハクモクレンの交配種。
花が開くと、クリームイエローになるそうです。