気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

石川 啄木と橘 智惠子

2007-12-04 | 言葉の意味は


              ・ 君に似し 姿を街に見る時の 
                  こころ躍りを あはれと思へ


              ・ かの時に 言いそびれたる大切の
                  言葉は今も 胸にのこれど


         これらは石川 啄木の歌集『一握の砂』の、「忘れがたき人人(二)」
        にある22首の歌はすべて、たった一人の女性、橘 智惠子を詠んだ
        ものである。

         ふたりは1907(明治40)年の3ヶ月ほど、北海道・函館の弥生尋常
        小学校で、同僚教師だった。
        
         啄木は、学校を辞め札幌に。
        翌年に上京後の日記には、「なぜかたまらないほど、恋しくなってきた。
        『人の妻にならぬ前に、たった一度でいいから会いたい!』。
        そう思った」としたためた。

         啄木の出版したばかりの歌集、「一握の砂」を郵送すると、智惠子か
        ら届いた礼状は、北村姓だった。
        「お嫁には来ましたけれど、心はもとのまんまの智惠子ですから」とあ
        り、嫁ぎ先の牧場で作られた、バターが送られてきた。


               *** 朝日新聞・be・愛の旅人より・抜粋にて ***


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           人はだれも心に「忘れがたき人」を抱き、ふと思い出しては、
                詩情とともに懐かしむのかもしれない。

              と文を書かれた伊藤 千尋さんの言葉で、結ばれている。


          
              ・ 君の目が きらりとひかり星のよう
                     こころの言葉 おどろきて知る


             これは、赤ちゃん短歌ですが、私も詠んでみました。
                     笑って、読んでください・・・・・。


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              ウオーキング~36分=4,400歩