まったく思いもよらないことが起こるものだ。
一昨日、自分が大阪へ向かう列車に乗っていたころ、母親がちょっと出かけて転んで怪我して入院してしまった。大阪へ着いて、乗り換えたあたりで連絡を受ける。
それからは、まず状況を確かめ、そして昨日から病院へ行って入院の手続き。急なことで用意ができないものもあったりして、昨日と今日で3回行く。また明日も一度、行かないといけない。
母親の怪我は片脚の膝の骨に少しヒビが入るような骨折。固定しておけば治癒力でくっつく状態で、手術の必要はないとのこと。それでも、退院まで1か月か1か月半ぐらいはかかりそうだ。
病院へ行っても、片脚を固定してベッドに寝ている以外は、普段のようすと変わりない。
病院は家族が遠隔地にいて世話ができない場合のために、寝間着・下着などのレンタルで対応するシステムがあるのでそれを利用することになる。もっともその分の費用は別途必要だが、それは仕方がない。そして、一応は完全看護だし、そんなに心配はなさそうだ。
もっとも、退院したときにすぐには元通りの生活に戻れないから、そのときにどうするかのほうが問題。まだ少し先の話になるが。
だけど、考えてみると、同じ怪我をするにしても夏休みで子供が来る日にやってしまい、空白が生じなかったわけで、何とも絶妙というか、不幸中の幸いというべきか。
これがなければ、今日あたりはどこかに出かけ、また串カツ屋で昼飲みとか、夕方に親の家がある地域や最寄り駅近くの飲み屋へでも入ってみようかとか考えていた。でも、それは中止。自分が帰るまでに親の家の冷蔵庫にある食べ物で、食べることができるものは食べてしまわないといけない。もっとも普段、自炊していないので、そのままかレンジで温めるものぐらいしか食べられるものはないが。食べられなかったものは、もったいないが捨てるしかない。
それで、入院の手続き関係もあと少しになったし、今日は親の家にある缶ビールと冷蔵庫にあるもの、それとコンビニで買ってきたつまみで飲むことにする。
飲みながら、父親がかなりいろいろ買って、そのままになっているDVDがあるので、その中から適当に選んで見る。