行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2019年8月26日(月)の日記

2019年08月26日 | 日記

湯田中のホテルでの朝食バイキングは、別に予約料理などないのですべて自由席。なので、会場の奥の窓側テーブルに座ってゆっくりと落ち着いて食べる。

チェックアウトは午前9時半ごろでゆっくり目に。長野へ戻り、今日は新幹線で富山へ。

富山へ着いたらもう昼飯時。駅高架下のショッピング街にある白えび亭という店に入る。人気がある店のようで、少し並ぶ。

食べたのは白えび天丼(1,260円)。

白えびせんべいが付いてきた。店の向かいに、この店のおみやげ売場があるので、販促のためなのだろう。ショルダーバッグに入れてあとで食べようかとも思ったが、砕けてしまいそうなので天丼のあとに食べてしまう。

 

今日行く予定のスポットへ向かうため、市内電車に乗る。市内電車は富山駅の高架下まで来ていて、乗るのに便利になっている。

富山はコンパクトシティを積極的に推進していると聞いているが、これもその一環なのかと思う。

まず訪ねる場所は富山ガラス美術館。電車を降りると施設のHPの写真で見たビルがある。

ところが、ビルに富山第一銀行の看板があったので、本当にここかと戸惑った。ビルの横を歩いていくと、ガラス美術館と市の図書館の入り口があった。つまりこのビルはガラス美術館だけでない、複合施設というわけだ。

企画展を見たいのでその入場券を買って2階へ。

2階からは、斜め上に延びる吹き抜けをエスカレーターで上りつつ、各階の展示室を見ていく。なお、フロアの半分は図書館のスペースだった。

一番上はガラスの天井がちゃんとあって、雨が落ちてくることはない。

 

次は富山城址公園へ向かうが、途中でアーケードの商店街を通る。

平日昼間だが人も多いし、シャッターが降りたままの店も少ない。

途中、大型店の間の広場はガラスの大天井になっていた。

このあたりの町名は総曲輪。Google Mapで見ても読み方が分からなかったが、現地の住居表示板や看板のふりがなやローマ字表記で「そうがわ」と分かる。富山の昔からの中心繁華街のようだ。

そこからまた少し歩いて富山城址公園。

昔のお城から残る堀。

再建された天守閣は富山市郷土博物館となっている。

ここは撮影可。ただしフラッシュはダメ。

天守閣展望台から歩いてきた方向。

さきほどのガラス美術館が入っているビル。

反対側が富山駅方向。

公園の池越しに見た博物館。

池のそばには、城を模した建物がもう一つ。

これは佐藤記念美術館。地元の実業家であり文化人でもあった人物のコレクションなどを、地域への貢献を記念し、展示する美術館にしたようだ。美術館なので中の写真はなし。

もう一カ所予定の場所へ。富山市役所の展望塔。高さ70mとのこと。

さすがに70mの高さだと、富山湾が見える。これが北方向。ガラス越しなので写り込みがあるが。

能登半島。

西は神通川。

南はさっき行った城址公園が見える。

そして、東に立山連峰が見える。

今日は稜線の上に入道雲が連なっていた。

ふたたび北側。市役所まで来ると、富山駅も近い。コンパクトシティだけに、今日行った施設はそれぞれ距離が近い。

駅のコインロッカーに預けていた荷物を出して、再び市内電車で今日の宿へ。総曲輪のとなりの荒町というところにあるダイワロイネットホテル。

シャワーで汗を落とし、午後6時をしばらく過ぎたところで飲みに行く。あらかじめ調べてあった店で、総曲輪にある会乃風という店。

最初は生ビール。

本日のお造り(お刺身)のお品書きも一緒に出てきた。

旅行の計画のときに中心市街地の店を調べ、ここが富山の地魚や地酒を出す店としてはよさそうだと思い、ホテルもその近くにあるのを予約した。

自分が入ったのは早めの時間で、奥の座敷ではおそらく地元の人たちが飲み会をやっていた。カウンター席やテーブル席は、まだ他に誰もいなかった。

魚を味わうつもりなので、店主おまかせ造り盛合せを注文。

魚は6種類。出てきたときに何と何と・・・と説明されたが、覚えていない。というかその場で覚えきれない。

ビールを飲み終え、富山の地酒。

首都圏など他の地域へ出荷される銘柄は、行徳地域の店で飲んだ覚えがある。でも、せっかく旅行で来たのだから、初めて見る銘柄を飲みたい。

 まずはブリで有名な氷見の酒で

日本酒を飲むならホタルイカ沖漬が合うとマスターのおすすめ。そう、ホタルイカは富山湾の名産。それでお造り盛合せのあとに注文。

2杯目の酒は、こちらも観光地として有名だが、五箇山の酒で三笑楽

ホタルイカ沖漬といっしょに注文したブリカマ塩焼が焼上がってきた。かなりのボリュームで食べ応えがある。

レギュラーメニューを見ると、ゲンゲ一夜干というのがある。どんな魚かと聞くと、「北陸ではどこでも穫れる。」という。調べると、深海200mあたりに住む深海魚。せっかく北陸に来たのだから、食べてみたくなって注文。

深海魚らしく、獰猛というかグロテスクというかそんな顔つき。身は固めだったが、ゆっくり歯噛みながら酒のつまみにするにはいい感じ。

地酒はもう1杯。南砺市の成政

お品書きに「心地よい酸味とうまみ」とあるのに気持ちが引かれた。自分が好きな福井の黒龍もそんな感じの酒。成政を飲むと確かに黒龍に近いという印象。

全然、野菜類を摂っていないので最後は居酒屋の定番メニューで冷トマト

旅行で、しかもめったに来ない土地なので、ついつい、いろんなものを飲み食いした。なので、ふだんの居酒屋よりかなりかかって、お代は7,200円ちょっととなる。でも、さすがに満足。