持って帰った本は朝のうちに読み終える。
昼前にちょっと大きい神社に初詣しようと出かける。
堺から近い、大阪市内南部にある住吉大社へ。
有名な神社だから1月の3日でもすごい人出。境内にはいくつかお宮があるが、第一本宮だけ参拝してくる。
難波へ出て地下街のなんばウォーク(かつては、虹の街地下街という名前だった)へ行き、四國うどんへ。自分が子供の頃は大阪には何軒もあったチェーンの店。なんばウォークにあった店は、予備校通いをしていたとき、午後から授業の日は昼飯をよく食べた。
四國うどんは、その後どうなったか、左前になったのかよく分からないが、店が消えたりしていたが、やがて場所によって復活したりしている。なんばウォークの店は果たして自分が予備校生だった30数年前と同じ区画かどうかは分からない。だけど今は存在している。
きつねうどんとかやくごはんを食べる。
カウンター上のお品書きを見ると、素うどんにあたる「四國うどん」が載っていた。店入り口のショーウィンドウにはなかったが、あると分かっていたら注文しただろう。若いとき一番よく食べたのは、四國うどんだった。
四國うどんに好きに入れてよい「天かす」(地域によっては揚げ玉と呼ばれるもの)の容器が今もあった。
四國うどんは、また別の機会に食べよう。
まだ時間はあるので、他の大きな神社へも行く。電車を乗り継いで藤井寺市の道明寺天満宮へ。
学問の神様である菅原道真を祀っているから、自分が受験生だった10代のころはよく初詣に訪れた。
住吉大社でも道明寺天満宮でもだが、甘酒を売っていないか探すが見つからない。初詣の寒い時期には甘酒がありがたいが、あまり売れないのだろうか。しょうがないので、帰りに電車を乗り換える駅で見つけた喫茶店でコーヒーを飲む。
さて、5連休となった今年の正月休みもあと1日となった。