少し前のオーディオ・ビデオ関係のニュースで、特撮テレビシリーズ「ウルトラQ」のカラーライズ版のブルーレイ/DVDが発売されるというのを聞いた。「ウルトラQ」はモノクロで作られた作品で、それを最新のデジタル技術で色を付けるというもの。でも、このニュースをを聞いたときは、自分の中にある「ウルトラQ」の思い出が、安直な塗り絵で壊されてしまうのではないかという恐れがまず頭に浮かび、なんとも言えぬ嫌悪を感じた。自分と同年代でそんなふうに感じた人は少なくないと思う。
今日、朝の番組のエンターテイメントコーナーでカラーライズ版「ウルトラQ」のことが取り上げられ、カラー化された映像も流れた。製作には2年を要し、当時、カラーで写されたスチル写真などを調べ、番組の関係者へのインタビューを行い、可能な限りオリジナルの色を再現したという。そして、流れた映像は緻密な職人仕事で色を付けたものだというのが一目で分かった。そうなると、がぜん、興味が湧いてきた。これは「買い」だと思えてきた。
でも、発売日はまだ少し先。ボックスもので2つに分かれて、最初のが8月終わりごろの発売予定。残りのもう一つは来年の1月下旬とのこと。まだしばらく考える時間はある。
さて、今日は会社の宴会。年度替りで多少は人の異動もあったのでその歓送迎会。