イースタンカンファレンスファイナル第6戦は118ー107でバックスがホークスを破り、4勝2敗で勝ち抜いて、NBAファイナル進出を1974年以来47年ぶりに決めた。ウエスタンはフェニックス・サンズが1993年以来28年ぶりの進出を決めている。両チームとも久々のファイナルなので、地元での盛り上がりは相当なものであろう。
総合力ではバックスの方が優勢と思うのだが、バックスはヤニス・アデトクンボの怪我の状態が気になるところだ。仮にアデトクンボが出場できなくても、バックスにはドリュー・ホリデー、クリス・ミドルトン、ブルック・ロペス、PJ・タッカーなどのしぶとくていやらしい選手たちがいる。彼らが、サンズのブッカーやクリス・ポールを抑えることができるようなら、アデトクンボがいなくても優位に試合を支配するだろう。
それにしても、サンズ。アデトクンボが休むことになれば、プレーオフに入ってから4ラウンド全て相手のエース級不在での試合という”幸運”を得ることになる。レイカーズ:アンソニー・デイビス、ナゲッツ:ジャマール・マレー、クリッパーズ:カワイ・レナードはサンズ戦にほとんど出場できなかったか、欠場したかであった。確かに、レイカーズにデイビスがいたら、クリッパーズにレナードがいたら、サンズはここまで来られたか、という疑問は残る。
が、”健康”も勝負のうち。下馬評がどうあれ、ブッカーやC・ポール、エイトンがどんな活躍をするかも見てみたいし、そこはNBAファイナル。きっと面白い展開となるだろう。
ファイナル第1戦は日本時間7月7日10時にティップオフである。
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