庭のキンモクセイが二階の屋根に届きそうなほど伸びていて、「伐らにゃあかん、伐らにゃあかん」とずっと思っていた。昨年夏にとなりのモッコクはなんとか見よう見まねで剪定してサッパリしたのだが、夏の作業だったこともあり、精も根も尽き果てた。キンモクセイまで手をつける気力は無くなってしまったのだ。夏は暑いし虫類も沢山いて作業がしんどい。冬は寒い。
ということで、今この時期を逃すと、またまた大きく成長して、どうにもならなくなるのは明白だ。幸い今日は曇りでこういう作業にはもってこいの天候だった。一念発起。物置から、脚立、ノコギリ、剪定ばさみを引っ張りだして果敢に剪定に挑んだのだった。
<剪定前。左の伸び過ぎているのがキンモクセイだ>
屋根より高くなりそうなキンモクセイを、一階と二階の境目あたりまで背丈を摘めようという作戦である。まずは、剪定ばさみで作業の邪魔になるような枝を切って、空間を確保し、脚立の最上段に立って太い枝を同じ高さのところをノコギリで伐る。腕を伸ばしきってノコを挽くので結構疲れる。最後の頃は親指の付け根あたりをツリそうになった。ともかくも、片っ端から切り落とした。午前中2時間、空腹に耐えかねて腹ごしらえしてから約1時間。計3時間かけて悪戦苦闘の末、なんとか切り落とし、多少体裁を整えたのが、以下の写真である。
<結構サッパリした。>
もう少し周りを刈り込んでカタチを整えようと思っているが、作業は明日以降ボチボチやるつもり。それよりも大問題なのは伐った後の大量の枝葉だ。こんなにある。
「ゴミ出しマニュアル」を見たら、木の枝葉は枝は、長さ90cm、直径30cmの束にまとめて、一度に出せるのは3束までとのこと。葉については規定はないが、まあ、こちらも一度に出せるのは3袋ぐらいまでだろう。まずは枝と葉に分ける作業をしてから、90cmに枝を切って直径30cmの大きさに束ね、葉はゴミ袋に入れ、週二回ある「燃えるゴミの日」に各々3個づつ出していかねばならない。切り落とすよりもこっちの作業の方が大変だ。
悪戦苦闘はもうしばらく続きそうだ。