萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

太宰府天満宮

2010年08月09日 | その他旅行

<真夏の天満宮>


<刷毛で掃いたようなすじ雲に目を奪われる>

先週土曜日の午前中、時間があったので大宰府天満宮によってきた。西鉄久留米駅から大宰府駅までは途中二日市駅で乗り換えても50分程である。炎天下の午前中のためか、それほど観光客はおらず、のんびりと見学できた。以前に来たのはいつだったか。記憶にある天満宮とどこか違って見えたのは、真夏だったからだろうか、人が少なかったからだろうか。

境内に入る前に手と口をすすぐ。社の前で二礼二拍手して、いろいろとお祈りしてから一礼した。“いろいろ”は大したことではない。友人、知人の健康を祈り、己への幸運を祈り、昨日までの無事を感謝し、今日一日も無事であるように、というようなことをお願いした。

陽射しが強く気温も高かったが、この暑さにも慣れたのか、嫌悪するほどには感じなかった。売店を冷やかしながら歩いていると、涼しげな座敷のある店をみつけた。上がりこんで、庭園の見える奥に陣取り、生ビールと梅ヶ枝餅をたのんだ。梅ヶ枝餅を食べるのはもちろん久しぶりだ。香ばしさと餡の甘みが、よく冷えたビールに合わなくも無い、と思いながらいただいた。


<久々に食べた梅ヶ枝餅>

30分ほど店で寛いだ後、駅に戻る。途中、「大宰府」と刻印の打ってある茶さじと久留米絣のコースターを1枚買った。茶さじは家で、コースターは会社で使うつもりだ。トータルで1時間半ほどしか居られなかったが、今度来る時は、大宰府跡や水城、国分寺など他の遺跡も観て見たい。やっぱり、梅の咲く頃がいい。

道真公の有名な歌

 東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 
 あるじなしとて 春な忘れそ

に、じっくりと浸(ひた)ってみたいものだ。
コメント
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