ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

久しぶりに・・・

2017年10月18日 18時52分06秒 | 田舎暮らし
久しぶりに晴れたので久しぶりの野良作業。
野良作業?楽しい響き。
そう、代替わりして以来それはもう趣味の世界。
趣味の世界だからこそ楽しい。

「農」は楽しい、「農業」は苦しい。
「業」は「ごう」。
農家の子供はあとを継ぐのを嫌がって、
都会へ逃げていった。
それが今の田舎の疲弊を招いている一つの原因だ。
苦しいだけが能じゃない、
楽しくなければ「農」じゃない。

大切なのは、子供たちが逃げていく、そんな農業ではなく、
都会に行った後、また戻って畑仕事やりたなぁ~、と思わせる、そんなことが大切なんだよ。

苦しいだけが能じゃない、
楽しくなければ「農」じゃない。

今日は雨が止んだので、とっても気になっていたイチゴの草刈りをした。
今時珍しい露地栽培の、しかもマルチもしていない、イチゴ。
やっぱりイチゴは全然成長してなくて草だけが伸びていた。
(ここは草畑か?)
でもまあ適当に草引きも終わり(なんせ適当大好き人間)、
ついでにイチゴの移植もして、まあまあ予定完了。
たまにはまじめに仕事をすることもあるんだよ・・・

もっともこのイチゴは自給用だけどね。
大して甘くもなく大きくもなく見栄えも悪いし・・・
でもね、無農薬・無化学肥料、おまけに露地栽培。
みんなが普通に食べてるイチゴって農薬の缶詰めなんだよ。
みんなみんな農薬を食べているんだよ。

イチゴってほんとうは5月のほんのわずかの期間にしかできない、
ところがみんな年中食べてるよね。
みんなみんなハウスでイチゴを「もう、春だよ~」なんてだまして、作ったイチゴを食べてるんだよ。

でもね生産者は誰だってこんな作り方はしたくない。
ハウスを作り、重油を炊いて、なんでイチゴをだまして早く作らないといけない?
不自然な環境、不自然な時期に、なんで農薬まみれのイチゴを作らないといけない?
それはみんなそんなイチゴを食べたがるから。
としたらそれは生産者に責任ではない。
季節外れのイチゴを食べたがる、そう、あんたが悪い!

でもね、どうして?
5月のほんの一時期、イチゴを食べたらいいじゃない?
それをどうして季節外れに食べたがる?
そのために生産者がどれほど無理してイチゴを作っているか。
そんなこと考えたことある?

まあまあ、たまにはこれくらい言わせてください!
そうそう、今日もまたま酔っぱらっています。
コメント
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