ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

原発が必要なら大阪に~橋下知事

2011年06月14日 02時59分27秒 | ニュースの中から
電気の大消費地は都会。
それなら都会に原発を作るのは当たり前の話じゃないか。
都会の人間の安全のために田舎の人は犠牲になってもいいの?
そんなのごめんだね。
原発が安全なら都会に作ればいい。
東京や大阪のど真ん中に作ればいい。
東電や関電は土地いっぱい持ってるだろう?

電力会社は何の根拠もなく、原発を停止したら15%電力消費を削減しないと電力不足がおきる・・・なんて国民に脅しをかけている。
できるもんか・・・と思って、脅しをかけている。
でも本当にみんなががんばって15%電力消費を削減したら一番困るのは電力会社だ。
それだけ収入が減るのだから。
原発の利権も減るのだから。

電力会社の体質は役所と同じ。
・役所は何をやってつぶれない。
・役人は何をやっても責任を取らなくてもいい。
・・・こう思ってたら今度の原発事故で、東電はつぶれるかも知れない、東電の役員は責任を取らされるかもしれない・・・
今電力会社はすごい危機感を持っているのだろう。
日本に対する危機感ではなく自分たちの権益に対して。
それで何の根拠もなく15%という数字をだして国民を脅しているのだ。
だから原発は必要なんだと。

これに対してわれわれのとるべき態度はこれに素直に従うことだ。
これを逆手にとって素直に従うことだ。
・電気に頼ることを止めよう!
・オール電化を止めよう!
われわれの生活がこんな独占企業に支配されていいのか!!
こんな役人の天下り企業に支配されていいのか!!
それでもいいと思うなら、まず原発を東京に作れ!大阪に作れ!名古屋に作れ!横浜に作れ!

ちょっと長い引用だけど、
かなり長い引用だけど、
大阪の橋下知事の的確な発言ぜひ読んでください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大阪・橋下府知事は13日、「原子力発電所が必要なら大阪につくればいい」と述べ、議論の必要性を訴えた。

 「原子力発電が本当に必要なら、大阪は消費地。原発をつくり、大阪府民に呼びかけるしかない」-橋下知事は13日、都市部に対する電力の供給が周辺地域のリスクの上に成り立っている実情を指摘した。

 さらに、先週、「関西電力」が打ち出した15%の節電要請について、「節電をやらずにいったらどうかと思った。節電をやらずに乗り切れたら、関電のウソ八百って話でしょう?『電力が有り余っているのでは』という話になるから、節電をやめてやろうかと思っている」「原発を再稼働させるために掲げた数値だ」と述べ、府としては協力しない意向をあらためて示した。

-------------------------------
> Twitterから引用(橋下徹 @t_ishin)
>
> 僕がなぜ関西電力からの15%節電要請を拒否したか。これは、原子力発電所を再稼働させるための脅しと感じたから。もしかすると国と考えたプランだったのかもしれない。しかしあまりにも幼稚過ぎる。なぜ15%の節電が必要なのか関電は明確な根拠を示さない。ペラ一の、幼稚な図のみ。
>
> そして、関電が15%の節電を発表したその日に、関西の財界(関経連、大阪商工会議所、京都商工会議所、神戸商工会議所が、一斉に電力安定供給のため原発再稼働を求める声明を発表。そして関経連の会長は関電会長です。あまりにも出来過ぎです。
>
> 関電の発表は突然です。何の説明・調整もありませんでした。僕は瞬間に、あー関電は勝負に出たなと思いました。15%節電をドーンと出すと、関西経済が大きなダメージを受けるという世の論調になります。これでは関西が東日本を支えることもできない。だからやっぱり原発の再稼働が必要なんだと。
>
> 原発の再稼働の世論形成のための15%節電要請だと感じたので協力拒否という意思表示をしました。関西広域連合は、原発依存度を下げる方向に一歩踏み出そうと5%~10%の節電案をまとめて、この夏から実施を呼びかける予定だったんです。4月の下旬に僕が提案しまして、5月下旬にまとめました。
>
> 東日本大震災直後は、被災地支援に全力を挙げていましたが、原発事故の脅威が日に日に増してくる中で3月下旬ころから、原発依存度を下げなきゃまずいなと感じ、部局と方策について話していました。太陽光発電パネルの全戸設置義務等。供給サイドと需要サイドの両面から検討していました。
>
> そして思い切って、新規の原発を止める、老朽原発の延長を止めるという目標を掲げて、それをやるには何をしなければならないのかを考えようと方針を決めました。単なる省エネ、クリーンな社会を目指そうでは、迫力に欠けます。これでは世は動かない。政治には強力なメッセージ、目標が必要です。
>
> 一定の方向性が見えたので4月下旬、大阪で新規原発の停止、老朽原発の延長停止を目指していきましょうと発表しました。広域連合で提案しましたが、その目標を掲げるのは広域連合としては時期尚早。ゆえに大阪だけの目標となってしまいましたが。
>
> ただ目標は別として、節電案を広域連合でまとめようとなったのです。ここからが関電との行き違いです。関電は地元の大阪府の知事が、脱原発のメッセージを出したことがよほど腹立たしかったのでしょう。知事にはそんな権限はない、関電は認めない、節電なんかもやらないと言ってきました。
>
> 僕が新規原発を止めようと発表した直後です。節電は絶対にやらない。供給力があるから大丈夫だと。僕は世の中の流れの読みが甘いな~と感じました。関電は原発の再稼働が絶対出来ると思っていたのでしょう。国ともそういう話になっていたのかもしれません。
>
> 関電は、大阪府と言う自治体が節電を呼び掛けるのは自由だが、関電は一切協力しない、大阪府で勝手にやって下さいと言い放ちました。ほんと読みが浅いというか甘い。僕は一社独占の企業体制の恐ろしさを感じましたね。健全な競争が働いていない企業の体質はこういうものなのかと。
>
> 僕には原発を止める法的権限はありません。ゆえに新規原発を停止しようと思えば、まず需要面で府民の皆さんに節電をしてもらわなければなりません。供給面では自然エネルギーに一歩踏み出すきっかけを作るぐらいです。本当に節電ができるのか。できなければ原発を認めて行くのか。
>
> ここを府民の皆さんに問いかけるのが僕の役割だと思います。大きなエネルギー政策は国で論じることでしょうが、府民の皆さんへの具体の問いかけは国ではできません。そこで今夏、ここまでやらないと原発は止まりませんよ、やりますかどうしますか?皆で考えましょうと呼びかけていました。
>
> それが広域連合での節電策です。6月22日からスタートし、一か月ごとに成果を検証する。産業やライトアップ等の都市魅力を減じない範囲での節電ですから、主に一般オフィスや家庭での節電を呼びかけていました。関電からは節電の話なんて全くなかったんです。それがいきなり、15%の節電要請。
>
> 確認しましたが、15%の節電の根拠が全く不明です。今夏は猛暑と設定して必要量を高めに設定しています。当初発表していたピークを上げています。ところが中国電力などはそのような設定になっていません。さらに、相当余分な余力分を設定しています。15%節電すると、かなり余るんです。
>
> 15%の節電ができなかったら関西が停電になるのかどうなのか、ここにも答えません。五月雨式に報道で出てくるのですが、企業の自家発電の余力がトータルでどれくらいあるのかも関電は示しません。再生可能エネルギーに踏み出すのか、料金体系で知恵を絞るのか(ピークプライシング)、何も言わない。
>
> ただ、15%の節電を全顧客にお願いする。それだけ。15%の節電なんかやったら関西経済は無茶苦茶になる。家庭もしんどい。これは、広域連合で10%の節電案をまとめたから良く分かる。同時に関西経済界が原発再稼働の必要性の声明発表。国民は既存の電力会社しか頼れない。だから言われっ放し
>
> 電力会社が健全な競争に晒される環境、利用者である国民が選択できる環境を整えなければ危険である。エネルギーの独占供給体制が危険であることは国際政治を見れば一目瞭然。それと同じことが国内で起きているのが電力供給の分野である。
>
> 関電の15%節電は根拠が全く不明。今の段階でこの節電案に振り回されるのは非常に危険です。根拠がないまま節電に動き出すと、電力の安定供給ということがドーンと浮かび上がり、原発の再稼働へと話が流れて行きます。今、必要なことは、電力会社による一方的な需給バランスの発表を変えさせること。
>
> 本当の需要量はどれだけなのか、供給余力はどれくらいあるのか、しっかり検証する。そしてどうしても原発が必要なのであれば、国民が納得の上で選択する。効率の良い快適な社会を採って原発事故のリスクを負うのか、少し不便だが原発依存度を下げるのか。今は、電力会社の発表だけが頼り。
>
> 関西では福井県と大阪府で行政区域が異なる。ゆえに電力の供給地と消費地で判断権者が一致しない。福井は福井県の安全を考える。そこに関西全体の経済性の責任はない。福井の安全と関西の経済性が一致しない。関西州となれば、関西圏域で、経済性を採るのか安全を採るのか、バランスを採った判断となる
>
> 原発立地県は、原発を抱えるリスクと、電源立地3法に基づく交付金、すなわちカネとのバランスを考えることになる。原発立地県に、消費地は感謝をしなければならないが、もの凄いカネと雇用が立地県に行っていることも立地県は認識しなくてはならない。原発リスクとカネ・雇用のバランス
>
> ここが歪。本来は、原発のリスクと、社会の効率性・利便性などを一致させなければならない。原発リスクと社会の利便性、どちらを採るのか。この判断をするには都道府県の枠組みではできない。道州制が必要不可欠。原発のリスクとカネ・雇用がバランス要素となっているので、統治できなくなる。
>
> 今の都道府県を前提とする限り、大阪や兵庫、京都と言う電力消費地に、原発を設置するという方向を目指さない限り、原発問題は統治できない。大阪湾のどこかに原発を立地する。大阪府民の皆さん、リスクを採るか、利便性・経済性を採るか、どちらにするか。
>
> ここまで受益と負担の関係をはっきりさせないと、原発問題は今の統治システムでは動かない。僕は、原発の新規停止と延長停止を掲げて、府民の皆さんにその負担を提示しようとした。それに加え、供給サイドからも新エネルギーへの第一歩を踏み出そうと。それを関電が15%節電要請。もう無茶苦茶。
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メダカ

2011年06月14日 02時23分52秒 | 田舎暮らし
メダカが生まれた。
玄関から出入りするたびになんか気になって数を数える。
毎日毎日数えている。
1・2・3・4・5・・・あれ?
1・2・3・4・5・6・・・んっ?
メダカは少しもじっとしてない。
1・2・3・4・5・6・7・8!
昨日8匹まで数えた。
今日は何匹になってるかな?
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2011年06月13日 09時09分03秒 | 田舎暮らし
ヤギを飼うと草とお友達になる・・・なんていってられなくなった。
2~3日目を離すともう畑は草ぼうぼう。
レモングラスが1/3草に負けて消えてしまった。
ミョウガもショウガも草の中。
何がなにやらわけがわからん。
でもまあ草がいっぱいなので、
ヤギの餌は気合を入れないでもすぐに集まる。
適当に抜いて大きな袋に詰め込む。
そして大黒様みたいに大きな袋を背負ってヤギ小屋まで運ぶ。
ヤギはただただ食べるだけ・・・
ただただ、がつがつ食べるだけのヤギを恨めしく見ながら思う。
ヤギを畑に放し飼いできたらいいのだけどね・・・
野菜さえ食べなかったら放し飼いできるのにねぇ・・・
と、ため息混じりに思う。
お座敷ヤギ派は家畜ヤギ派が想像もしてなかった「お手」の秘儀さえ難なくヤギに教えている。
今度は野菜を食べないで草だけ食べる秘儀をヤギに教えてもらえないものだろうか?
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各地で原発反対デモが・・・

2011年06月12日 06時10分01秒 | ニュースの中から
原発を廃止して自然エネルギーへ転換する。
各家庭はエネルギーを消費するだけでなく、一部でも自給できるように義務付ける。
単に「原発反対!」と言うのでなく、もっと前向きに自然エネルギーへの転換をしよう。
これは日本の経済にとっても大きなチャンス。
これは国民一体となってやらないとできないこと。
そしてこれを主導することこそ政治家の、とりわけ首相の役割だ。
こんな転換を率先して責任を持ってする勇気のない首相なんか要らないよ。

■震災3か月、各地で原発反対デモやイベント
(読売新聞 - 06月11日 21:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1634081&media_id=20
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菅さん

2011年06月11日 20時08分19秒 | ニュースの中から
菅さんはいやだいやだと駄々をこねてるのに、
みんなはやめろやめろと言う。
そして勝手に次の総裁を探している。
でもいま候補に上がっている人たちを見ると・・・
菅さんの次の候補はと言うと・・・
閑散としてくる。
民主党にはもっとちゃんとした理想や哲学を持っている人いないの?
自民党時代のようなすべてを金に換算して政治を行う人はいやだし・・・
中国・朝鮮などから政治献金を受け取る漢讃議員も困るし・・・
かといって菅さん、いつまでも寒酸な姿をさらしているのはもっと困るし。
今頃きっと菅さんは人生の甘酸をなめていることだろう。
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ジーンバンク見学会(5)

2011年06月11日 02時15分16秒 | 田舎暮らし
次に行った農家は、前のところとまったく違って、なだらかな丘陵にある畑。
ここの畑は草1本生えてないという感じ。
畑だけではなく側面もきれいに刈りとっている。
畑の畝も定規で測ったように(紐をはって作ったのだろう)まっすぐ。
こんなの到底まねできない。
真似する気にもならないけど・・・
まさに根性!だろう。
畑はまだしも、側面くらい草をはやしててもいいだろうにね。
これじゃ山菜さえも生えないだろう。
ここまでやらなくてもいいのにねぇ・・・とついついため息が出る。
こんな農家がいるから我が家の草ぼうぼうの畑を見てみんな笑うんだよね。
山羊を飼ったらいいのに・・・そしたら草がどれほどありがたいかわかるのに・・・
とついつい余計なことを考えてしまうような畑だった。
ここで鴨頭ネギや観音ネギ、それから自給用にアスパラガスなどを作っていた。
種はもちろん自家採種している。
固定種は趣味的にやってて、利益を考えるとやっぱりF1種だという話が印象的だった。

2軒の見学を終わり食事。
ここで「ジーンバンク見学会」ツアーは解散。
昼から別のところを見学するグループと、そのまま帰るグループに分かれた。
こちらは流れに任せてそのまま帰ってきた。
昼からの見学もした人(山羊仲間)の話では山羊がいたらしい!
行けばよかった。
この秋「近畿中国山羊と暮らす会」のミニサミットを兵庫でするけど、来年は広島はどうかとひそかに思っている。
でも広島は山羊仲間が少ないのでどうかな・・・と思ってたけど、隠れ山羊飼い(?)が意外といそうだ。いけるかもしれないな。
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ジーンバンク見学会(4)

2011年06月10日 09時05分17秒 | 田舎暮らし
翌日は種採りしている世羅の2軒の農家の見学。
最初の家はものすごい山奥。
普通だったらとっくに廃村になってるだろうな・・・
その家は集落のさらに奥。
いったいどこまで行くねん・・・
きっと先祖は平家の落ち武者だったのだろう・・・
なんてことを考えながら、狭い狭いトンネルを抜けてやっとたどり着いた、
ここに北海道から就農してきた若夫婦が住んでいた。
家に近づくとまず最初に目に付いたのがミニブタ。
はは~ん、さては。
やっぱり!
当然のように山羊が2頭家の裏にいた。
鶏小屋もちょっとはなれたところにあった。
そうそうこうでなくてはいけない。
この3点セットが今どきの自給自足的な農家の必需品なのだ。
昔は我が家みたいに山羊と鶏だけだったのだけど・・・
そしてすっかり嬉しくなった。
こんな生活大好きだから。

まず当然のように最初に目に付いたミニブタに挨拶した。
そこそこに挨拶した。
ミニブタはとっても人なつっこい。
みんな人がいいというか性格がいい。
ここが山羊といちばん違うところだ。
山羊は偏屈でなかなか根性が悪い。

そして裏の山羊夫婦に挨拶した。
雄山羊はトカラ系、雌山羊はシバとザーネンの雑種、どちらも小さい。
子山羊がもらわれていったばかりだという。
我が家のカモメに似ている。
きっとミルクはあまり出ないだろう。
山羊はあまりなつかなかった。
山奥なので人になれてないのかも知れない。
もっと時間があったらなつかせるのだけどなぁ・・・
でも今日は山羊のオフ会ではなく、種採り農家の見学会。
それで山羊の相手をしてる暇はない。

まずご夫婦の話を聞いた。
北海道で普通の会社員をしてて、農業をやりたくて、まったく縁もゆかりもないこの地に来たとのこと・・・
さすがに北海道の農業との落差は大きかったけど中途半端な田舎がいやだったので、まあいいかと決めたらしい。
その気持ちよくわかる。
我が家は田舎だけど、どちらかと言うと中途半端。
どうせ住むなら、というかたまに住むなら、こんなまじめな田舎がいい!
もっとも実際に住んでみるとかなり厳しいだろうけどね。特に冬は。
でもその無謀さがいい。
我が家も決めたときは無謀だったけどここはそれ以上に無謀だ。
でもそこは若いからだろうか、少しも苦労を感じさせない。
楽しそうに話をしていた。
もし我が家が今のところより先にこの物件を見てたら、案外同じように決めてたかもしれないな。
なんせ新潟の山奥、ものすごい豪雪地帯に住もうかと思ったことがあるくらいだから、無謀さでは負けない。

移住してここで小さな段々畑を何十枚か耕作して野菜や蕎麦を作っているという。
鹿や猪と(たまに山羊と)戦いながら。
猿と熊はいないらしい・・・
蕎麦はヒタチアキソバ(常陸秋蕎麦)という種類。3年に1回種採りをしていると言う。
集落法人と言うのを作って集落で蕎麦つくりをしている。
集落50軒くらいのうち、30軒ほどでやっているという。
集落と言っても、まとまった集落ではなく、山奥にぽつんぽつんと家があるとっても広い範囲の集落なのだろう。
それなのに意外と集落は元気がいいらしいのに驚いた。
確かに地形的に蕎麦はいいだろう。
それから山菜。山菜はいっぱい採れるのに、誰も採らない。それどころか土地の人は食べ方さえも知らないらしい。
おじいさんの代までは食べてたそうだけど、今では誰も食べない。
これもとっても奇妙に思えた。
もっとも山菜を食べなくなったのはどこも同じ。
我が家でも食べてもタラの芽とフキくらい。
カンゾウもいっぱい生えてるけど食べたこともない。
最初の1年はよく山菜を食べたけど・・・
でも今では野菜がいっぱいあるのだから別にあえて草を食べることもない。
それから種採りは他に3月子大根~これはカブのように丸い大根で、水分が少なく生食には向かない。
揚げ物にすると美味いと言うちょっと変わった大根。
それでなかなか流通に乗らないらしい。
その大根の種がたくさんできていた。
「食べていいですか?」
と言う人がびっくりした。
なんちゅうこと言うねん!
大根の種を食べようなんて今まで考えたこともなかった。
便乗して青いサヤごと食べてみたらこれが意外といけた。
噛んだら種にも大根の味がした。
サラダでもいけるかもしれないけど、油いためなどいいのではないだろうか。
それから他におかず豆というちょっと変わった豆も自家採種しているという。
この豆は7月10日ごろまくらしい。
7月7日に蒔く七夕豆というインゲンと同じようなものなのだろうか。
でもまあ野菜と種採りのことは別のところで書くとして、
我が家も移住してきたときのことを思い出しながら、
(最初の1年が、ススキが原の開拓に明け暮れた最初の1年が、一番楽しかった!)
そしてこの山奥の農家がとてもうらやましくさえ感じながら、この農家を後にした。
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広島県ジーンバンク見学会(3)

2011年06月09日 04時00分15秒 | 田舎暮らし
ジーンバンク見学が終って、西条駅前のホテルに行った。
途中広島大学の前を通った。広大な敷地に緑がいっぱい!
なんでこんなに広い敷地がいるのだろう?
これじゃ移動するだけでも大変だろうな・・・
ひとつの講義が終るとみんな次の教室までダッシュ。
次々と脱落者が出てくる・・・
そしてやっと時間までに次の教室にたどり着いたものだけが授業を受けることができる。
中にはおきて破りの飛び道具、自転車を使うものもいる。
「おのれ!、待て~、卑怯者!!」
こうして頭よりは体力のあるもの、あるいは卑怯者だけが卒業できる・・・
なんてすばらしい環境をやっかみながら見て思った。
西条は(車で見た限りでは)とってもいいところだ。

ホテルには予定よりも遅くなったので、着いたらすぐに懇親会が始まった。
そして12時近くまで延々と飲み食べた。
めずらしく居眠りすることもなく、たらふく!
懇親会で楽しいのは多くの人と知り合うことができること・・・ではなくて一人か二人気の合った人間と出会えること。
多くの人と親しくなろうと思うと、かなりエネルギーがいる。
名刺交換も面倒だ。
そのてん一人か二人だと、ただ呑んでたらいい。
そしてたまたま周りの席に来た人と話をするだけでいい。

まあともあれ楽しい宴会だった。
終ったのはなんと12時近かった。
気がついたら人は1/3に減っていた。
うむ、おのれ!抜け駆けしたな!!

ホテルの部屋に着いたら風呂に入る~自分でも不思議なのだけどどんなに酔っ払ってても必ず風呂に入る。
そして缶ビールを飲む~自分でも不思議なのだけど・・・いやこれは不思議ではないか・・・風呂から上がったら必ず酒を飲む。これは宴会で飲む酒とは別なのだ。宴会は公的な酒。風呂上りは私的な酒。別のところに入る。
甘党の人はどんなに満腹でも「ケーキは別のところに入る」といってケーキを食べるように、辛党は別腹に酒を流し込む。
こうしてメーンの宴会も終わり、ぐっすり眠ったのだった。
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広島ジーンバンク見学会(2)

2011年06月07日 17時30分49秒 | 田舎暮らし
ジーンバンク見学会の最後に質問飼いが合ったので気になってたことを質問した。
それは種は無料で広島の人には渡す。その代わり種とりをして返してもらうということだそうだけど、その返してもらった種の扱いをどうするのかということ。
当然、その種は交雑している可能性があると思ったので気になったのだ。
答えはほぼ予想したとおりだった。
まず発芽試験をして発芽率が70パーセントにならないものは捨てる。(ねぎ類は50%)。
これでほとんどの種はすてられてしまう。
そして発が試験に通った種はとりあえず保管しておくだけで使わない、と言うことだった。
きいっと返してもらう目的は、種採り人を増やすことと、種採り技術の向上を狙っているのだろう。
でもせっかく返してもらった種、使わなければ意味がない。
もっと有効に利用できないものだろか。
発芽率が悪い、交雑しているかも知れない・・・ことを承知してもらったうえで種交換会などをしたらどうだろう。
それからせっかくのすばらしい施設、もっと住民に使ってもらうことはできないだろうか。
種を預かってもらうとか。
ジーンバンクの設備だったら種を長期保存できるので、何年かに1回預かってもらう。そうすると自家採種した種が交雑していることがわかったとき、預けていた種を返してもらったら、交雑前の状態に戻すことができる。
種採りの回数も少なくて済むので、それだけ交雑することも少なくなるだろう。
ともあれとっても充実した時間を過ごした後で、いよいよメーン(?)の懇親会。
さあ呑めるぞ!
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広島県ジーンバンク見学会(1)

2011年06月06日 20時21分49秒 | 田舎暮らし
「ひょうご在来種保存会」の広島ジーンバンク見学会に行ってきた。
とっても地味なイベントだったので、参加者も少ないだろうと、実は大して期待してもいなかった。
でも参加者が少ないとなると、一応この会の世話役なので、それもまずいかぁ、と思って参加することにしたのだった。
もっとも世話役とはいっても、世話をするほうではなく、もっぱら世話がやける方の世話役ではあるのだけど・・・

ところが参加したら、期待に(?)反してとっても有益で面白い会だった。
ジーンバンクの船越さん、とっても誠実でとっても頑固な船越さんの話、tっても良かった。
ジーンバンク、もっと巨大な施設だと思ってたけど、ひとつの研究施設程度の規模。
まあ確かに種は小さいのでそんなに巨大な施設は必要ないのかも知れない。
種の保存室などみんな見せてもらった。
採種する畑は広大。以前有機農業研究会で船越さんの話は聞いたことはあったけど、やっぱり実際に見るのとは全然違う。
種取り場はとっても広かった。
種取りの方法もとっても参考になった。
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天気予報~絶好調!

2011年06月05日 02時49分49秒 | 田舎暮らし
この市のスポット天気予報。
あいかわらずグーグルだけは晴が多く、まさに絶好調!!

ヤフー天気予報
(日)  (月)  後  (火)  時々
ウェザーニュース
(日)  (月)      (火)  時々 
グーグル天気予報
(日)       (月)       (火) 

今日と明日、広島までジーンバンク見学会に行ってくる。
グーグルだけを味方として・・・
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ペテン師

2011年06月05日 02時20分53秒 | 雑感
鳩山さんが菅さんのこと「ペテン師!」と言ったそうだけど、
ちょっと違和感を持ったのはペテンと言う言葉。
詐欺師ではなくてペテン師。
詐欺師よりもいかにも泥臭く古臭い感じがいい。
今では死言にちかいこのペテンはいったいどこ語なのだろう?
日本語ではなさそうだし英語でもなさそうだ。
調べてみたらどうやら中国語らしい。
なるほど、やっぱりペテンの本場中国か、と妙に感心した。
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一定のめど

2011年06月04日 09時12分40秒 | ニュースの中から
一定のめど~これって今年の流行語大賞に選ばれるかもしれないね。
「うむ、これは使える!」ときっと誰でも思ったことだろう。
一定とは何かもいわないで、
めどはいつまでかもいわないで、
「一定のめど」までに・・・をする。
これは実に使い勝手がいい。

さらに、「一定のめどがついたら、若い世代にいろいろ責任を引き継いでいただきたい」
「総理の職」をではなく「いろいろな責任」。
「えっ、やめるなんてひと言も言ってないよ。若い世代の人たちにもいっしょにやろうよといったんだよ」
ただはっきり言ってるのは「鳩山・小沢とはいっしょにやらないよ」ということだけ。

こんなことでだまされるなんて、鳩山さんあいかわらず甘いねぇ。
サギとハトではなく、サギとアホウドリ。
まあどっちもどっちというところだろうけど、サギよりはアホウドリのほうが貴重で政界の中にあっては絶滅危惧種といってもいいだろう。
それでも民主党の中だけで言えば分裂を回避したのでまあよくやったというところなのだろうか。

ところで内閣不信任案採決の国会中継を珍しく、ほぼ全部見た。
賛否討論の演説なかなか面白かった。
特に3人の演説が・・・
自民党の副代表大島さんの賛成演説~なかなか迫力があり、話もわかりやすく上手い。でも具体性にかける。
民主党の議員の反対演説~この大震災のさなかに・・・みんなで一致団結してやらないといけないときに・・・と言うだけで、菅さんいいところをまったくあげることができなかった。
きっとこの人も菅さんがいいとは少しも思っていないのだろう。最後はただ頭を下げるだけ。たいして応援演説にはなっていない。
自民党の石原さんの賛成演説~具体性もあり一番いいと思った。じっくり聞かせる演説だった。
そのほかに公明党とみんなの党の議員の賛成演説もあったけど、具体性はあったのだけど迫力に欠けていた。ちょっと弱かった。
しかし、あんなにみんなから滅茶苦茶に言われてもまだ総理大臣にとどまりたいのだろうか?
そんなに甘い椅子なのだろうか?
かといって細川さんみたいに「もう、や~めた!」とあっさり投げ出されても困るけどね。
あの時はみんなあきれてたよ。
今度は逆に椅子にしがみついている姿にみんなあきれてるけど・・・

でもまあ、「一定のめど」がついたらやめるのだろう。
「一定のめど」がつくまで続けるのだろう。
「一定のめど」さえつけなければいつまでも続けるのだろう。
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ねずみ

2011年06月03日 04時39分36秒 | 田舎暮らし
このところ毎日テンに悩まされている。
夜になると天井で運動会。
うるさくて眠れやしない!
あの音を聞くとネズミなんかかわいいもの。
さらに我慢できないのはあの獣臭。
臭くて息が詰まりそう!
というわけでここは文明の利器、バルサンの登場。

というわけでバルサンを買いに行った。
たまにしか出かけない街なので、この際いろんなものを買ってきた。
そのひとつがネズミ・・・じゃなくてマウス。
このところずっとマウスの調子が悪くて、いらいらのしどうしだった。
左クリックがうまく動かないのだ。
これじゃゲームが・・・いやいや文書も満足に打ち込めない。
というわけでネズミを買うことにした。
ネズミ2000~3000円するのかなぁと思っていたら、ずいぶん安いのだねぇ。
一番安いのは500円台であった。
もちろん2000円~3000円するものもあった。
でもそこはそれ、それなんですよ。
一番安いの・・・じゃなくて次に安いの・・・800円台のを買った。
自分でも不思議に思う。
一番安いのを買えばいいじゃない・・・と。
でもなぜか一番安いのは避ける。
なんか欠陥があるんじゃないか?・・・と思って。
うん、きっとそうだよね。
そうじゃないとこんな安い値段で売れるわけないよね。
それにそれよりもちょっぴり高いやつを買うと、なんか自分がリッチ人間のように思えてくる。
というわけでさんざん迷ったあげく、わざわざ880円のちょっぴり高級品(?)を買った、メーカー品の。
・・・メーカー品?・・・いえ、その~・・・きっと中国ではメーカー品なのだろう。
というわけで、帰ってきて使ってみたら不思議なことにちゃんと動いた!!
そうなんだ。動くんだ。なかなかやるじゃない。
・・・とも思った。
いつまで動くかは不安だけど、でもまあ当面はこれで大丈夫だろう。

ところでバルサンは?
いかん、買うのを忘れた!!
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大山鳴動鼠一匹

2011年06月02日 20時51分51秒 | ニュースの中から
大山鳴動して鼠一匹。
自公の出した内閣不信任案、大差で否決。
菅さんは復旧のめどがついたら止めると言わされて、両者痛みわけ。
この結果に一番ほっとしているのは民主党の小沢系の議員たちだろう。
踏み絵を踏まなくて良くなったから・・・

しかし何で今の時期に不信任案?
結局最後までこの疑問に的確に答えることができなかった。

阪神大震災のときは村山内閣は
ただおろおろ
東日本大震災のときは菅内閣は
ただもたもた
おろおろよりはもたもたの方がましではないだろうか?
ところが村山内閣のときは不信任案はでなかった。
それなのになんで今度は不信任?
この疑問を払拭することがきなかったのが敗因だろう。

まあどちらにしても次元の低い争いではある。
コメント (2)
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