ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

山羊チーズ作り

2011年06月20日 03時21分21秒 | 田舎暮らし
昨日は「近畿・中国田舎暮らし交流会」のチーズ作りに行ってきた。
はるばる生野(朝来市)のF原さんのところまで。
生野というと昔生野銀山があったところ。
F原さんのところへは何度か山羊の種付けに行ったことはあるけど、生野銀山にはまだ一度も行ったことがない・・・今回もまたいけなかった。
それはまあともあれ、同じ兵庫県でも我が家からはかなり離れている。
かなりといっても高速を使うと1時間くらい。
これでもめったに高速を使うこのとのない人間にしてみればかなりの距離だ。
「えっ、生野に行くの?」・・・なんて、さすがに口には出せないくだらない駄洒落を自分にいいながらでかけた。

こんなときいつも悩むのがカーステレオのCD何にしようかなということ。
くだらないなと思いつつ、ついつい悩んでしまう。
というわけで今回は
武満 徹「ノヴェンバー・ステップス」
ブラームスの「交響曲1番」
リヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」
ヘンデルの「バイオリン・ソナタ」
・・・と何の関連もない4枚のCDを連れて行った。
そして聞いたのは、やっぱりこんなときの定番のヘンデルだった。
やっぱりドライブにはバロックがいい。

高速は順調。
我が家の車は100キロ以内で走る分には機嫌がいい。
根が軽いやつなので、100キロを越えるとぶれて危ない。
びゅんびゅん右側を追い越す車にも、「えっ、先に生野?いいよいいよ先に行って」
と一人なので恥ずかしげもなく口にする。
待ち合わせ時間よりもだいぶ早くつきそうなので、途中休憩してコーヒーを飲んだりしながら、それでも20分も前についてしまった。
いつもぎりぎりに着くのを得意としているのに今回は早くつきすぎて反省。

集まったのはいつもの暇な(?)変な連中。
他にやること、ないんかいな・・・
でも初めての人も何人かいた。
変な連中のことはほっといて、初めての人との出会いは嬉しいものだ。

チーズ作りと、最後は雑談で6時間くらいかかった。
チーズは我が家のカッテージチーズと違ってレンネットを使った本格的なもの。
それなりの道具も用意されていた。
でもレンネット以外は工夫したら100均で間に合いそうだ。
ヨーロッパの田舎ではみんな手軽にチーズを作っているのだから、そんなに難しいものではない。

途中F原さんの山羊牧場にも行った。
ここには10数頭の山羊がいる。
山羊は人懐こいので人が来ると近づいてくる。
でも触られるのは嫌いで触ろうとすると逃げる。
へんなプライドがある。

ともあれ無事チーズつくりも終わり、チーズをいただいたりして、帰りもすんなり高速で帰ってきた。
そして大慌てで「めー!めー!!」と怒っている山羊と、鶏に餌をやって、後はこのぐうたら百姓の餌の酒をたらふく呑んで寝たのだった。

今度の「近畿・中国田舎暮らし交流会」は7月9・10日。
泊まりで鶏をさばいて、ありがたくいただき大いに呑もうという会。
参加しませんか?
場所は兵庫県養父市大屋町。
コメント (4)
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