ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

一定のめど

2011年06月04日 09時12分40秒 | ニュースの中から
一定のめど~これって今年の流行語大賞に選ばれるかもしれないね。
「うむ、これは使える!」ときっと誰でも思ったことだろう。
一定とは何かもいわないで、
めどはいつまでかもいわないで、
「一定のめど」までに・・・をする。
これは実に使い勝手がいい。

さらに、「一定のめどがついたら、若い世代にいろいろ責任を引き継いでいただきたい」
「総理の職」をではなく「いろいろな責任」。
「えっ、やめるなんてひと言も言ってないよ。若い世代の人たちにもいっしょにやろうよといったんだよ」
ただはっきり言ってるのは「鳩山・小沢とはいっしょにやらないよ」ということだけ。

こんなことでだまされるなんて、鳩山さんあいかわらず甘いねぇ。
サギとハトではなく、サギとアホウドリ。
まあどっちもどっちというところだろうけど、サギよりはアホウドリのほうが貴重で政界の中にあっては絶滅危惧種といってもいいだろう。
それでも民主党の中だけで言えば分裂を回避したのでまあよくやったというところなのだろうか。

ところで内閣不信任案採決の国会中継を珍しく、ほぼ全部見た。
賛否討論の演説なかなか面白かった。
特に3人の演説が・・・
自民党の副代表大島さんの賛成演説~なかなか迫力があり、話もわかりやすく上手い。でも具体性にかける。
民主党の議員の反対演説~この大震災のさなかに・・・みんなで一致団結してやらないといけないときに・・・と言うだけで、菅さんいいところをまったくあげることができなかった。
きっとこの人も菅さんがいいとは少しも思っていないのだろう。最後はただ頭を下げるだけ。たいして応援演説にはなっていない。
自民党の石原さんの賛成演説~具体性もあり一番いいと思った。じっくり聞かせる演説だった。
そのほかに公明党とみんなの党の議員の賛成演説もあったけど、具体性はあったのだけど迫力に欠けていた。ちょっと弱かった。
しかし、あんなにみんなから滅茶苦茶に言われてもまだ総理大臣にとどまりたいのだろうか?
そんなに甘い椅子なのだろうか?
かといって細川さんみたいに「もう、や~めた!」とあっさり投げ出されても困るけどね。
あの時はみんなあきれてたよ。
今度は逆に椅子にしがみついている姿にみんなあきれてるけど・・・

でもまあ、「一定のめど」がついたらやめるのだろう。
「一定のめど」がつくまで続けるのだろう。
「一定のめど」さえつけなければいつまでも続けるのだろう。
コメント (1)
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