ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ねねの発情

2008年12月12日 09時11分22秒 | 山羊の話
ユキに続いてねねが発情した。
それでユキを迎えに行くついでにねねを置いてきた。
ねねは行くのをとても嫌がって車になかなかのろうとしなかった。
そしてぶるぶる震えていた。
まるであのときのシロのよう・・・あのつらい思い出が頭に浮かんだ。
シロもこんなにぶるぶる震えていたな・・・。
「怖がることないんだよ、今度の相手はかわいい子山羊だよ」と何度も言って聞かせて、
最後は無理やりのせた。

車の中では静かにしていた。
そして1時間。
Fさんの山羊牧場に着いた。
ユキはこちらの顔を見て急に、め~め~と鳴き出した。
この2日間寂しそうにしてたらしい。

ねねはというと・・・やっぱり雄の子山羊たちをまるで相手にしない。
面倒くさそうにあしらっている。
やっぱり年の差はどうしようもないのかな?
これは無理かもしれない・・・。
と思いながらねねを残しユキを連れて帰ってきた。

家に着くとユキは一目散に自分の家に戻っていった。
やっぱり自分の小屋が一番いいのかな?

そして2日たった。
今度はねねを迎えに。
人に送り迎えしてもらおうなん思わないで、たまには自分で帰ってきたらどないやねん!
・・・と思わないでもなかったけど、まぁこれは無理だね。
我が家でいちばん偉いのはきっと山羊。
それでお抱え運転手が必要なのだ。

F牧場に着いたら、意外と雄山羊たちと仲良くなっている。
雄山羊を手なづけたと言うべきか・・・。
もっともカップルというよりは兄弟、あるいは親子のような感じだったけど。
雄山羊はねねの後をチョコチョコとついてくる。
そしてねねをつれて帰ろうとすると雄山羊もついてくる。
なんとか餌でごまかしてねねを車に乗せて帰ってきた。

今度はユキの時よりも可能性はあるかもしれない。
でもどうだろう?
21日後発情がありませんように!
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だんだん

2008年12月10日 03時03分26秒 | ニュースの中から
朝ドラの「だんだん」は毎朝とても面白く見ている。
前の・・・「瞳」・・・だったかな?・・・とちがって脚本がしっかりしているので、とても緊迫感がある。
大阪のおばちゃん顔の舞妓さん役には相変わらず違和感を感じつつも、京都弁もそれなりにしっかりしてきてみていられる。
朝ドラは東京制作のものより大阪制作のものが断然面白いのはどういうわけだろう?

ところで主題歌に出てくることわざ、「袖振り合うも多生の縁・・・」は「袖振れ合うも他生の縁」だとばかり思っていた。
意味は通りすがりにちょっと袖が振れ合った見知らぬ人も実は前世からの因縁なのだよ、そしてそれが来世につながるのだよということ。
でも前世からの因縁という意味だと「他生」でもいいように思う。
それに「袖振り合う」という言うより「袖振れ合う」という方が正しい言葉の使い方のような気がするのだけどどうだろう?
意識的に袖を振るのでなく無意識に振れ合うのだから。
なお「袖触れ合うも多少の縁」とばかり電車の中で痴漢行為をするのは間違った使い方。
くれぐれもご注意を。
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ダルマストーブ

2008年12月09日 13時25分42秒 | 田舎暮らし
やっとダルマストーブに火が入った。
煙突掃除がなかなかできなくて、今まで火を入れられなかったのだ。
掃除をしたらどっさり1年分のススが出てきた。

火はマッチ一本で簡単につけることができた。
うんうん、まだ腕は衰えていないな、と、誰も言ってくれないので、一人でつぶやいた。
そしてじわじわとストーブが暖かくなる。
するともう動きたくなくてストーブの前に座り込みどんどん薪をくべる。
そして部屋中が暖かくなったころ、薪が尽きる・・・。
これから薪作りに追われる日々が始まる。
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ユキの発情(2)

2008年12月08日 07時00分50秒 | 山羊の話
ユキを連れて行った。
そこは車で1時間くらいのところ。
谷あいのひっそりした広いところで山羊にはとってもいい環境。
ここに雌(ザーネン)2頭、
そして雄(多分ザーネン系の雑種)2頭、がいた。

雄山羊は・・・8ヶ月くらいの・・・子供だった。
8ヶ月だったらもう十分子供を作れると思っていたのだけど、こんなに幼なかったかなぁ?
というわけでユキの敵ではない。
適当にあしらわれていた。
これじゃ無理だね。
でも念のため2~3日預かってもらうことにした。
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年の暮れ

2008年12月06日 09時44分34秒 | 雑感
ちらほらと
喪中舞い込む
年の暮れ

酔いどれて
ただ酔いどれて
年の暮れ

12月に入り外界は一段とせわしげになったような・・・気がする。
近所の家のクリスマスのイルミネーションもさらにパワーアップした。
イルミネーションはやりだすと癖になるらしくどこでも年ごとにはでになっていく。
それでこのようなものはもっぱらよその家のを見るだけにしといたほうが気楽でいい。

あちこちでカレンダー配りが始まった。
せっかく配ってもきっと半分位は無駄になってる。
でもまあこれも年末の恒例行事。
行事なんてみな無駄といえば無駄なもの。
無駄がなければこの世は窮屈でしょうがない。

今までの人生だって振り返ってみれば無駄な人生だった。

無駄に生き
無駄に暮らして
無駄に死ぬ

そして死ぬとききっと思うだろう。
「これでよかったのだ」と。
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ユキの発情

2008年12月06日 09時43分33秒 | 山羊の話
がっくりというか、やっぱりというか・・・
ユキが発情した。
この前種付けに連れて行ってから21日目。
あの甲斐性のない雄山羊の顔が目に浮かぶ。
ユキからまるで相手にされなかった雄山羊たちの顔が。
今日また別のところに連れて行く。
家族の冷たい視線を浴びつつ・・・。
今度はうまくいくだろうか?
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近畿中国ブロック山羊サミット(2)

2008年12月06日 09時40分24秒 | 山羊の話
近畿中国ブロックの山羊サミットが始まった。
もっとも山羊サミットといっても全国山羊サミットとは何の関係もなく、ただ山羊仲間が集まっただけの話なのだけど・・・。
ただこの前の全国山羊サミットにでて、あのような全国大会もいいのだけど、地域での地道が活動がもっと大切ではないだろうかと思って近畿中国ブロックの仲間に呼びかけて開催したのだ。
そして大阪から山口まで20数人の仲間が集まった。

最初に会長挨拶。
そしてなんとこのぐうたら百姓が指名された。
何?えっ、会長??
まあ、言いだしっぺではあるけど、会長というわけでは・・・。
それであわてて「暫定会長」宣言をして、あとで会長は正式にみんなに選んでもらうことにした。
そしてこれまでのいきさつなどを話しして会議になった。
雄山羊の種付け料のことや山羊の購入金額、獣医のこと、コミュニティーの運営のこと・・・
議題が多すぎてあまりまとまったものはないけど、今回はみんなで意見を出し合ったということで、まっいいか、というところだろう。
ただほとんどペット系の参加者ばかりだったので、家畜系の参加者も必要だと思った。
種付け料の話をするにしても雄山羊を飼っている人が参加しなければあまり意味のある話にはならない。
それにやっぱりるり渓山羊農園みたいな地域の中核となる山羊牧場の人の参加がほしい。
地域の中核となる山羊牧場があると種付けしたい、子山羊がほしい、子山羊を引き取ってほしい、山羊を預かってほしい・・・など、ほとんどの問題は解決するだろう。
そのためにも地域の中核となる山羊牧場を育て、作る必要があるし、家畜としての山羊をどうやって採算ベースにのせるか・・・。など別の問題も発生する。
山羊牧場を生産者、ペット山羊を飼っている人、飼いたい人を消費者として、山羊を飼いやすくする・・・ペット山羊を増やす・・・山羊牧場が潤う。
という関係になると山羊も増えていくような気がする。

ともあれ2時間の会議はあっという間に終わり、会長と役員選出。
そしてまるで当然という感じでこのぐうたら百姓が会長に選ばれた。
どうやらこのメンバーは山羊を見る目は会っても人を見る目はないようだ。
なんせ優柔不断、有言不実行、呑むだけ人間のこのぐうたら百姓、もっとも会長には不向きな人間だから。
というわけで仕方ないので実際に動くしっかりした人を役員に選んでくださいと頼んで引き受けることにした。
それに「会長」とう響きは、「社長」や「役員」という響きとは違って何もしなくても、挨拶だけすれば許されるような、そんな感じがして、まっ、いいかという気になったのだ。
そして次回も開催しようということで会議は終わった。
そして役員が3人選ばれた。
これからはこの3人に期待することにしよう。

それから近くのホテルの温泉に入って、メーン?の懇親会。
刺身や、揚げ物、カニ、そして除夜鍋(?)という酒と水半々の汁に豚肉とホウレンソウどっさりというのを食べた。
そしてもちろん大いに呑んだ。夜遅くまで、居眠りしながらもグラスだけはしっかり持って・・・。

翌日はそのまま解散。数人のメンバーと、メンバーの一人、美保関のFさんのところへ行った。
ここには以前一度行ったことがある。そして懐かしい山羊たちに最会した。
それから、あとは帰るだけなのだけど、途中境港で水木 しげる記念館か井上靖記念館によろうかなと思いながら面度臭くなってそのまま素通り、すんなり高速に入り、すんなり帰ってきた。
家に着いたのは2時。さすがに疲れたので山羊と鶏とに餌やりをして仕事は終わり。
ぐったり眠った。
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近畿中国ブロック山羊サミット(1)

2008年12月03日 09時52分51秒 | 山羊の話
今度は近畿中国ブロック山羊サミット。
全国山羊サミットのいいかげんな感想をブログにのせたばかりに、近畿中国の山羊仲間で山羊サミットをやろうということになったのだった。
ブログには全国規模ではなく地域での情報交換や地道な活動が必要ではないかと書いたのだった。
そしてそこは集まることの好きな山羊好きの変な(?)集団。
大阪から山口まで30名近くの山羊仲間が大山に集合することになったというわけ。

大急ぎで山羊や鶏に餌をやり9時に家を出た。
25分でいつもがら空きの中国自動車道にはいる。
ところが以前走ったときは前も後ろも対向車線もまったく車が見えないときが何度かあったけど、今度はいつも数台の車が見える。
まさに大渋滞というべきだろう。
そして米子自動車道に入る。
米子自動車道は前に2~3度通ったこともあり割と楽に走ることができた。
それに以前はほとんど片道1車線の欠陥道路だったけど、片道2車線になってるところが随分増えたようだった。
それから当然のように蒜山パーキングで少し休憩。
大山は雲に隠れていた。
あ~あ、やっぱりなぁ。
天気予報でも雨だったから。

溝口インターで降りて、大山ペンション村へ。
蒜山や米子から見る大山は少しも富士山を感じさせないけど、ここから見る大山は確かに富士山に良く似ている。
山頂は雪も積もっていたのでますますそんな感じがした。
ところでペンション村への道、わかりやすい道なのにやっぱり間違えてしまった。
ひとつ手前で曲がってしまい、ぐるっと大回り。
でも何とかカルロスランチというペンションにたどり着いた。
するともう半分くらいの人は到着していた。
そしてしばらく休憩して食事。
そしてしゃれたケーキ。
それから雨が心配だったので先にダチョウ園にむかった。
でもこれは正解だった。
先に会議をしたら終わらなくてダチョウ園にはいけなかっただろう。
ダチョウ園は入り口から山道を車で数分かかる。
ここが皆私有地という広大な手付かずの土地。
訪れる人も少ないだろう・・・。
隠れ家で隠遁生活の雰囲気。

ダチョウ園というからにはダチョウがたくさんいるはず・・・だよね。
まさか一羽だけなんてことはないよ・・・ね。
と思ってたらそれは甘い。
もちろん一羽だけ
でも一羽でも十分に存在感がある。
ダチョウってまるで恐竜だね。
恐竜もきっとこんな顔をしていたのだろうな。

というわけでダチョウはさすがに飼う気にはなれない。
ダチョウを飼うと逆にダチョウから飼われている気になってしまうだろうし、
ダチョウをさばこうとナイフをもって襲い掛かると逆にダチョウからさばかれてしまうだろう。
というわけでダチョウは一羽でよかった。
その代わり羊と山羊が何頭かいた。
でも山羊さえいれば満足するこの変な集団は山羊さえ与えておけば後はほっといてもいいというはなはだ扱いやすい集団でもある。
ここには先日種付けに行った岡山・美作の山羊牧場から来たトカラヤギがいる。
半径10メートル以内に雄山羊臭をふりまこの素朴系のトカラの顔を見るとなんかほっとする。

ここにはツリーハウスもある。
でもそれぞれの柱が独立して立っていたのでなんか気になってならない。
いったいどういう順番で立てて行ったのだろうと。
ツリーハウスというと木を大黒柱にして幹を上手く利用して作っていくと思ってたけど、ここではそれぞれの柱が木や幹に支えられないで勝手に立ってる感じ。
一人の人がじっと柱をもって・・・、もう一人の人がまたじっと柱をもって・・・もう一人の人がまたまたじっと柱を持って・・・・次の人が「そのままそのまま」といって横板を打ち付けて行って・・・。
なんてことして建てたのだろうか?
登るのもはしごではなく木でスロープをつけていたので、結構人手がかかっている。
どうやって建てたか案内してくれた持ち主に聞けばすぐわかることだけど、日ごろの癖でついあれこれとしょうもないことを考えてしまう。
ツリーハウスは泊まれるようにはなっていなかった。
コーヒーなどを飲むだけなら実に贅沢。ただ上り下りが面倒なのでカゴをロープで吊り下げて荷物などの上げ下げに使ったらどうだろう?
夏、ここで酒を呑んで大山を見ながら1日寝そべってたらいいだろうな。

そのうち雨も降ってきたので、ペンションに引き上げた。
このペンションでも当然のように山羊を飼っている。
しばらくこの山羊たちと遊んだ後、いよいよ会議になった。
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山羊小屋工事再開!

2008年12月02日 06時54分49秒 | 山羊の話
しばらく中断してた山羊小屋工事再開!
ノコギリもさび付いていた。
途中で放り出されていた材木がさびしそう。

え~と、どこからだったかなぁ。
うんうん、そうか、なるほど・・・。
と、一人でなっとくしながら、ノコギリでしこしこ。

体力は使うけどこのような単純作業がどうも自分には向いているようだ。
木を切りながら、のみでコンコンと穴を開けながら、ぶつぶつつぶやいていろんなことを考えるのが楽しい。

土日は大山まで近畿中国ブロック山羊サミットに行ってきた。
詳細はまた後で書くけど、というよりも他の人が詳細に書いてくれているので、あらためて書く必要もないか・・・。

ともあれ大山の別世界から再び日ごろの引きこもり生活に戻り、
これから山羊小屋工事と冬篭りの準備に追われることになる。
今年中にはなんとしても完成させたいし、ダルマストーブの煙突掃除もしないといけないし・・・。
あ~あ、もう12月だよ!
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