ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

近畿中国ブロック山羊サミット(1)

2008年12月03日 09時52分51秒 | 山羊の話
今度は近畿中国ブロック山羊サミット。
全国山羊サミットのいいかげんな感想をブログにのせたばかりに、近畿中国の山羊仲間で山羊サミットをやろうということになったのだった。
ブログには全国規模ではなく地域での情報交換や地道な活動が必要ではないかと書いたのだった。
そしてそこは集まることの好きな山羊好きの変な(?)集団。
大阪から山口まで30名近くの山羊仲間が大山に集合することになったというわけ。

大急ぎで山羊や鶏に餌をやり9時に家を出た。
25分でいつもがら空きの中国自動車道にはいる。
ところが以前走ったときは前も後ろも対向車線もまったく車が見えないときが何度かあったけど、今度はいつも数台の車が見える。
まさに大渋滞というべきだろう。
そして米子自動車道に入る。
米子自動車道は前に2~3度通ったこともあり割と楽に走ることができた。
それに以前はほとんど片道1車線の欠陥道路だったけど、片道2車線になってるところが随分増えたようだった。
それから当然のように蒜山パーキングで少し休憩。
大山は雲に隠れていた。
あ~あ、やっぱりなぁ。
天気予報でも雨だったから。

溝口インターで降りて、大山ペンション村へ。
蒜山や米子から見る大山は少しも富士山を感じさせないけど、ここから見る大山は確かに富士山に良く似ている。
山頂は雪も積もっていたのでますますそんな感じがした。
ところでペンション村への道、わかりやすい道なのにやっぱり間違えてしまった。
ひとつ手前で曲がってしまい、ぐるっと大回り。
でも何とかカルロスランチというペンションにたどり着いた。
するともう半分くらいの人は到着していた。
そしてしばらく休憩して食事。
そしてしゃれたケーキ。
それから雨が心配だったので先にダチョウ園にむかった。
でもこれは正解だった。
先に会議をしたら終わらなくてダチョウ園にはいけなかっただろう。
ダチョウ園は入り口から山道を車で数分かかる。
ここが皆私有地という広大な手付かずの土地。
訪れる人も少ないだろう・・・。
隠れ家で隠遁生活の雰囲気。

ダチョウ園というからにはダチョウがたくさんいるはず・・・だよね。
まさか一羽だけなんてことはないよ・・・ね。
と思ってたらそれは甘い。
もちろん一羽だけ
でも一羽でも十分に存在感がある。
ダチョウってまるで恐竜だね。
恐竜もきっとこんな顔をしていたのだろうな。

というわけでダチョウはさすがに飼う気にはなれない。
ダチョウを飼うと逆にダチョウから飼われている気になってしまうだろうし、
ダチョウをさばこうとナイフをもって襲い掛かると逆にダチョウからさばかれてしまうだろう。
というわけでダチョウは一羽でよかった。
その代わり羊と山羊が何頭かいた。
でも山羊さえいれば満足するこの変な集団は山羊さえ与えておけば後はほっといてもいいというはなはだ扱いやすい集団でもある。
ここには先日種付けに行った岡山・美作の山羊牧場から来たトカラヤギがいる。
半径10メートル以内に雄山羊臭をふりまこの素朴系のトカラの顔を見るとなんかほっとする。

ここにはツリーハウスもある。
でもそれぞれの柱が独立して立っていたのでなんか気になってならない。
いったいどういう順番で立てて行ったのだろうと。
ツリーハウスというと木を大黒柱にして幹を上手く利用して作っていくと思ってたけど、ここではそれぞれの柱が木や幹に支えられないで勝手に立ってる感じ。
一人の人がじっと柱をもって・・・、もう一人の人がまたじっと柱をもって・・・もう一人の人がまたまたじっと柱を持って・・・・次の人が「そのままそのまま」といって横板を打ち付けて行って・・・。
なんてことして建てたのだろうか?
登るのもはしごではなく木でスロープをつけていたので、結構人手がかかっている。
どうやって建てたか案内してくれた持ち主に聞けばすぐわかることだけど、日ごろの癖でついあれこれとしょうもないことを考えてしまう。
ツリーハウスは泊まれるようにはなっていなかった。
コーヒーなどを飲むだけなら実に贅沢。ただ上り下りが面倒なのでカゴをロープで吊り下げて荷物などの上げ下げに使ったらどうだろう?
夏、ここで酒を呑んで大山を見ながら1日寝そべってたらいいだろうな。

そのうち雨も降ってきたので、ペンションに引き上げた。
このペンションでも当然のように山羊を飼っている。
しばらくこの山羊たちと遊んだ後、いよいよ会議になった。
コメント
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