ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

「タルマーリー」

2017年08月08日 18時38分52秒 | 田舎暮らし


次は評判のパン屋さん「タルマーリー」にいった。
最後にちょっと間違ったけどすぐに気づいたのでほぼすんなりついた。
険しい峠道、二度とこんな道、通るか!と思いながら行った割には・・・
地図で見たら近かったのでこの道を通ったのだけど、
地図、じゃなくて智頭経由の方がよかったかな?
ともあれ割とすんなり「タルマーリー」にたどり着いた。
ここは確か以前は岡山の勝山で天然酵母でパン作りをしてて、テレビで紹介されたこともありかなり流行っていた。
ところがそこを引きはらって古い町並みで有名な観光地ではあるけどマイナーな観光地・智頭(きっと知らない人も多いだろう)のそのまたはずれの那岐というところに開店した。
駅の近くだけどなぁ~んにもない。
「タルマーリー」がなかったら誰も来ないだろうなぁ~というところ。



ところが駐車場には車がいっぱい。
わざわざここまで県内はもちろん、遠いところからもやってくるのだろうね。

ここは廃園になった保育園を手作りで改装して作ったらしい。
広い敷地。
まだまだこれから改装する余地はいっぱい!
都会から芸術家がきて楽しいオブジェを作ってくれたら、
広い敷地に山羊や鶏がいてミニふれあい牧場みたいになったら、
あるいは絵本喫茶もいいな。
ミニコンサートだってできる。



でもそんなところもない未完成な空間。
でも可能性はいっぱいあるそんな空間。



パンを買いに来たのだけどどうやらメーンは喫茶と軽食らしい。
それで食事はみたき園でしてきたので、紅茶にした。
正直紅茶もコーヒーももう少しこだわりが欲しいと思った。
それからテーブルと椅子、寄せ集めという感じ。
これももうちょっと手作り感を出してほしかった。
発展途上の店という感じだった。
店の感じはこれからに期待しよう。
でもさすがパンは、帰ってから家で食べたのだけど、とっても旨かった。
天然酵母パンというとやたら固いパンを想像してたけど、程よい硬さ。
近くにこんな店があったらしょっちゅう買いに行くのになぁ~

隣の席に女性二人いたけど
一人はビール、もう一人は普通の飲み物。
運転するんだよね、しゃぁ~ねないね。
そして間もなくピザが運ばれてきた。
30センチくらいある大きなピザが。
うんうん、そうか、二人で食べるんだよね。
うんうん、そうかとすっかり一人で納得してたら、
もうひとつピザが運ばれてきた。
えっ!これ一人で食べられるの?!
たちまち不安になってきた。
食べきれるかどうか最後まで見たかったけど、
残念なら見届けることはできなかった。
(全部食べきれたのだろうか?今でも気になっている)

それからみたき園にいた客も一組来てた。
きっと向こうも気づいていたのだろう。
でもお互い知らんふり。
みたき園に行ってこのタルマーリーに行くのは一つのコースなのだろう。

ここの従業員はみたき園と違ってみな若い。
地元に人よりもよそから来た人かなと思った。
でもこれもいいかな。
地元の人の雇用を生むのも、
若い人たちを呼び寄せるのも。
きっとどちらも村の活性化に役に立つだろう。
出る杭を打つのでなく出る杭を育てる、若い芽を育てる。
地元の活性化に役だててほしい。

さて次は粟倉温泉で風呂に使って帰るだけ。
今度はあの山道を避けて智頭にでて古い街並み車で見るだけにして高速で西粟倉に行った。
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みたき園(5)

2017年08月08日 11時38分39秒 | 田舎暮らし


さてそろそろ時間。
もう準備ができてるころ。
そこで戻って案内されたのがここ。
隣の棟だった。



開けっ放しの空間に長いテーブルがいくつも並べられていた。
一つのテーブルには普通だったら8人くらいは座われるだろう。
でも2人ずつ。
実にゆったりとしたくつろげる空間だった。
部屋は広いのに10組もいなかった。
他にたくさん棟があるので、いったいここが満席になることがあるのだろうか?
きっと観光バスが10数台来ないと満席になることはないだろう。

料理は山菜の天ぷら、漬物、豆腐、こんにゃく、茶わん蒸し、おから、汁物・・・など。
原価は・・・ほとんど、ただ!
豆腐、こんにゃく、おから・・・などは手作り。
これに梅や松はヤマメやニジマスなどの焼き魚がつくらしい。
1000円以上だしてまでヤマメを食べたいとも思わないし3000円くらいも出してニジマスを食べたいとも思わない。
ここ竹で充分。
量もちょうど手ごろ、満腹になった。
それに何よりも涼しい風が一番のごちそう。
客は多かったけど(帰り駐車場はほぼ満車状態だった)あちこちの棟に分かれているので少しもそれを感じさせない。
ゆったり、のんびり、うとうと時間が過ぎていった。

しかし・・・とついついいろんなことを考えてしまう。
窓がないので夜はどうするのだろう。
毎日雨戸をつけ外しするのはとっても面倒。
きっと台風の時とはシーズンが終わった時だけ雨戸をするのだろう。
雨が降っても床は板張りなのでこのままだろう。
むんうんそうに違いない。

従業員は高齢者の人が多かった。
きっと近所の人に頼んでいるのだろう。
山菜採りや豆腐・こんにゃくなども自分たちで作っているのだろう。
地元の雇用に大いに役立っている。
うんうんそうに違いない。
と自分で勝手に納得した。



ところで受付の所にかけてあったこの籠、何の意味があるのだろうと思ってたけど、よく見ると挿している草花が違ってて3種類あった。
なるほどこれをテーブルにもっていって、松・竹・梅がわかるようになってるんだな、と納得。
ちなみに竹は花はなくて雑草だけだった。



さてゆったり食事を終わって、外に出た。
入り口近くに鶏小屋があった。
中にはチャボ(?)とウサギ。
鶏とウサギが同居しているのは初めて見た。
メニューに「ウサギの肉」とは書いてなかったので、ペットなのだろうか?
チャボ(だったら)はあまり卵を産まないので茶わん蒸しの卵はよそから買っているのだろうか?
いかん、ついつい余計なことを考えてしまう。



ともあれ、これで満足してみたき園での食事を終わって、
次は評判のパン屋さんに向かった。
途中気になったみたき園のちょっと手前の豆腐屋さんに寄った。
こんな山奥で豆腐を作っている・・・
水はきれいだろうけど街に近い方が何かと便利ではないだろうか?
車が10数台止まっているところを見ると従業員はそこそこ多いのだろう。
自転車やバイクがなかったのでそこそこ遠いところからきているのだろう。
と怪訝に思いつつも気になって入ったのだった。
でもこれは正解だった。
いろんな変わった豆腐もあり、帰って家で食べたらとっても濃厚でうまかった。
豆乳をそのまま固めた味(当たり前と言えば当たり前だけど)そんな感じが特にした。
ところでこの店の人に雪はどれほど降りますか?と聞いたら、
この冬はニュースになるほど特に多くて2メートくらいになったという。
2メートル!いったいみんなどうやって暮らしたのだろう?
雪に穴を掘ってそこに潜ってじっと春も待っていたのだろうか?
いかん、ついつい余計なことを考えてしまう!
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台風

2017年08月08日 11時35分25秒 | 田舎暮らし
台風はここでは大したことなく、程よい台風で終わった。
風は程よく、雨はよく降ったけど終わってみれば程よい降り。
乾燥していた台地が潤った。

こんな台風なら時々来ていいよ。
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