去年の12月に投稿した「雌山羊いりませんか~」という記事
今まで何の問い合わせもなかったけど、先月の終わりころ問い合わせがあった。
山羊が欲しいという問い合わせが。
それで紹介した。
実は以前、山羊の紹介記事をのせたら、商売目的でやっている!と名指しであらぬ批判を受けたことがある。
それ以来あまり紹介する気になれなかった。
それで今回はたのまれたので適当に記事だけ載せていた。
ところがそれから2か月雌山羊が欲しいというメールを受け取った。
それで隣の町の飼い主さんを紹介して、話がまとまり、
昨日引き取りに来た。
それが、な、なんと福島から!!
いったいどんな人なのだろう?
山羊飼いさんも、山羊を飼いたいと思っている人も、
みな変人に決まっている。
そのうえなんと福島から!
これは会いに行かねば、というかこの変な人を見に行かねば!!
先方に着くともう来ていた。
親子でかわりばんこに運転して10時間かかったという。
わざわざここまでこなくってももっと近いところにいただろうになぁ~
でもこちらは東北の山羊事情に詳しくない。
紹介してあげれたらよかったのに・・・
かって山口から長野まで山羊をもらいに行った女性の人がいたけど、
それも一人で、それも軽トラで!
それと同じくらいの距離かなぁ~
さて、行ってみたら山羊とってもいい山羊だった。
小さくペットには最適。
ルーラルカプリ系の感じがする。
母親が2歳、娘が1歳くらいかなぁ?とっても人懐っこいおとなしい山羊だった。
こんな山羊だったらもっと真面目に紹介したらよかったなぁ~
引き取りに来てくれた親子もとってもいい人たちだった。
このぐうたら百姓、山羊飼い最後のまとも人間と自他ともに認めていたけど、
少なくとも自分だけは認めていけど、
まとも人間の後継者ができた!と思った。
(でもやっぱり福島から山羊をもらいにくるって変人かな?)
そして1時間後いっしょに食事をしたあとで再び福島に旅立った。
お土産にいっぱい枇杷の葉を差し入れたけど足りただろうか?
なんせ10時間の旅。
降りたらそこは雪国。
寒~~~い!!と山羊たちはびっくりして震えているのではないだろうか?
元気に育ってほしい。
子供をいっぱい作ってほしい。