ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

農園見学ツアー

2010年07月18日 19時31分30秒 | 田舎暮らし
昨日は農園見学ツアー。
参加者は17人。
15人くらいを想定してたのでちょうど良いくらいの人数。
車を少なくしたかったので、皆で乗り合わせていった。
梅雨も終わり夏の朝の快適なドライブ日和。
最初に行ったのは文農園。
韓国人の文さんのこだわりの農園で、すべて手作業、機械は一切使わない。肥料も自前。無農薬無化学肥料で米と野菜を作っている。
ここはまるで実験農場。行くたびになんか新しいことをやっている。
今回興味をひいたのは田んぼに草避けに落ち葉をいっぱい入れてること。
これである程度は草を防げるだろうし、落ち葉はいずれ堆肥になるだろう。
ただいったいどうやって落ち葉を敷き詰めるのだろう?
田植えの前にしくと田植えの邪魔になる。
田植えの後だったら敷き詰めるのが面倒だ。
でも手植えだったら田植えの前でもできるかもしれない。
それとも田植えの後、面倒なことをして敷き詰めたのだろう。
これではちょっと誰も真似する気にはならないだろう。
文農園の野菜はどれもしっかりしまっている。とてもいい野菜だと思う。
しかし・・・売れない。
野菜のよさをわかってくれる人にだけ買って欲しいという。
でもどうやって野菜のよさをわかってもらえるのか?
やっぱり営業が必要になる。
ところがパソコンもやっていないのでネットでの宣伝もできないし、車もないので道の駅などに売りに行くこともできない。
良いものを作ったら売れると思うのは大きな間違いで、良いものを作っても売れないというのが悲しい現実なのだ。

文農園の見学を終わって、食事後上垣さんの養蜂場を見学した。西洋ミツバチで日本ミツバチのようには可愛くなかった。それに花も咲かない時期なのでハチミツもあまり取れてないようだった。ハチ箱が20~30置かれていて周りに熊避けに電気柵をしていた。

それから「ふれあいの水」で水汲みをした。
とっても冷たくてやわらかいいい水だった。
それから大屋町の上垣農園へ。
養鶏場と田んぼを見学した。
田んぼは無農薬。手作業で草刈をしている。よくやるなぁ・・・
ちょっとまねできないね。
養鶏場は以前は400羽くらい飼っていたけど今では養蜂が忙しくなって100羽程度に減らしたらしい。
それでとてもゆったりと贅沢な飼いかたをしている。これくらいひろかったらいいな・・・
鶏糞が自慢でまったくにおいはしない。水は撒かないという。
これでは発酵しないのではないだろうか?下のほうは湿っているし、発酵飼料を与えてるので問題ないということだけど・・・
でも表面は乾いているのでやっぱり発酵しないのでは?とついついいろんなことを考えてしまう。
でも表面がぬれていると鶏が病気になると聞くと、それもそうだなと思う。
今まで我が家では時々水を撒いてたけどやめたほうがいいのだろうか?
自然養鶏の本には確か水を撒けと書いてあったんだけどな・・・?

ともあれ十分に充実し十分に疲れた農園見学だった。
今度はもう少しゆっくりしたスケジュールを組もう。

家に帰りついたらやっぱり山羊が腹をすかせて怒っていた。
コメント
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