踊る大捜査線

久しぶりに映画を見に行った。
姫路まで。
姫路城は石垣は隠れていたけど天守閣はまだ外から見ることができた。
姫路から城をとったら、
倉敷から古い町並みをとったら、
な～んにないという・・・
姫路は倉敷と同じく一芸都市。
その城が見れないとなると苦しい。
でもそこはしたたかでエレベーターをつけて工事中の城を見れるようにするという。
もしこれで見学者が逆に増えたら、これはこれで、難しい問題が・・・
そう、ずっと工事中にしとこう！
なんて声が出てくるだろう。

なんて話ではなく映画の話。
映画館はかなり老朽化していた。
普通だったら改装するか立て替えるか、
その余裕がないのだろうな。
いっそ蔦でも絡ませて、それなりの雰囲気を作ればいいのに。
蔦では金にならないなら、ゴーヤやキュウリを絡ませてはどうだろう？
そしてそれを毎日収穫して客に売る。
「当映画館の新鮮なとれたてキュウリとゴーヤいかがですかぁ～」

映画館の中に入ると、ざっと見たら６００席くらいはありそう。
そこに客は３人・・・４人・・・なんと５人！
平日とはいえ朝一番ではなく、夕方の４時前。
映画は人気の「踊る大捜査線３」
地方の映画館・・・苦しいね。
これはやっぱりゴーヤかキュウリかな。

「踊る大捜査線３」は１．２．を受けての完結編といったところ。
今までの出演者がほとんど出てるらしい。
でもやっぱり、和久さん役のいかりや長介の穴は大きいね。
個人的には１回目と２回目の方が好きだけど、でも今回もオチ満載の面白い映画。
最近は映画を見てるとよく居眠りするけど、まったく（奇跡的に）居眠りしなかった。

もっとも居眠りしなかったのは他にも理由があって、実は娘がでてたから。
せりふは一言のちょい役だけど、それでもやたらと顔を出すので居眠りするひまがなかったのだ。
どうも監督にないしょでこっそり紛れ込んだのではないだろうか？そんな気がする。
やりかねない！
演技も妙にわざとらしく目立つ。
やりかねない！！

映画が終わり観客席を見回したら客は１５人くらいに増えていた。