柳田理科雄 「空想科学生活読本」読了
本書は、生活上の問題点を提示し、企業や研究室で現在の最先端を学び、それを土台に空想科学的解決策を練る。という構成でさまざまな実生活で使われているものを分析している。
漫画やテレビ番組のネタがなくなってもまだこんな切り口が残っていたんだな~。と息の長さを感じる。
解決策はさすがに空想の域を出ないので、それはないだろうという提案もるけれども、2007年までに書かれたこの本のネタのなかでは、虫歯治療でES細胞を歯茎に埋め込んで新しい歯を生やそうという策を披露していたが、2012年に本当に歯茎の再生に成功しているらしい。
車椅子の変わりにロボットの足を使おうというネタは車椅子ではないものの、歩行を助けるロボットなんてもうすぐ売りだされそうな勢いだ。
ひとは何かを知りたい、見たいという本能を持っているから世界中にはびこっていったのだろうが、空想がなければ現実はないということを如実に表している。
そうなってくると未来にはロボットに乗って戦ったり、銀河の中心に向かって新しい移住先を求めて宇宙を旅する人々が現れるのだろうか・・・。
本書は、生活上の問題点を提示し、企業や研究室で現在の最先端を学び、それを土台に空想科学的解決策を練る。という構成でさまざまな実生活で使われているものを分析している。
漫画やテレビ番組のネタがなくなってもまだこんな切り口が残っていたんだな~。と息の長さを感じる。
解決策はさすがに空想の域を出ないので、それはないだろうという提案もるけれども、2007年までに書かれたこの本のネタのなかでは、虫歯治療でES細胞を歯茎に埋め込んで新しい歯を生やそうという策を披露していたが、2012年に本当に歯茎の再生に成功しているらしい。
車椅子の変わりにロボットの足を使おうというネタは車椅子ではないものの、歩行を助けるロボットなんてもうすぐ売りだされそうな勢いだ。
ひとは何かを知りたい、見たいという本能を持っているから世界中にはびこっていったのだろうが、空想がなければ現実はないということを如実に表している。
そうなってくると未来にはロボットに乗って戦ったり、銀河の中心に向かって新しい移住先を求めて宇宙を旅する人々が現れるのだろうか・・・。