イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

銀座百点

2011年07月08日 | Weblog
僕の職場に「銀座百点」を配っているショップがある。東京への出張が多かった頃はよくもらってきて読んだものだ。
東京ではいろいろな街をうろついたが、銀座という街が一番、「東京に来たぞ。」という気分になれる街のような気がする。
渋谷には釣具屋さんが密集している地帯があるので、僕の大好きな東京の街は渋谷と銀座だ。
ちなみに銀座にも有名な東作釣具店というのがある。銀座というよりも有楽町に近いところだが・・。
奥のほうには江戸前の漆塗りの和竿がずらっとガラスケースに並んでいるかと思えば、入り口にはどこかの地方の港町の片隅の釣具屋さんで売れ残っているようなものが無造作に置かれている。このギャップが東京なのだとうなってしまう。

話はもとに戻るが、この冊子のなかの文章を書いている人たちは気負うことなく本当の一流品、本当の粋な生活を楽しんでいる。よのなかのぎすぎすしたこととは無縁の世界に棲んでいる。

俗人の下段に位置する僕にそんな生活ができるわけはないが、読んでいる1時間あまりはちょっとだけ違う時間をすごせるのだ。
人生、1回でいいから銀座でお酒を飲みたいものだ。自分のお金で・・・。
コメント (2)
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