場所:和歌浦漁港
条件:小潮 6:28干潮
釣果:ボウズ
連休2日目、今日はタコ釣り名人に弟子入り志願だ。和歌浦漁港のスロープで船底塗装の作業をしていると、ちからさんの知り合いのタコ釣り名人がときたま声をかけてくれる。
名人は暖かくなってくるとほぼ毎日漁港のどこかでタコ釣りしているそうだ。
ちからさんが時々SNSにアップしているまだ動いているタコを見ていると、船はダメでもここなら釣れるのではないかと弟子入り志願を願い出るために出かけてみた。
タイトルに、再デビューと書いているのは、まだおそらく幼稚園くらいの頃だったのだろうと思うのだが、父親に連れられてギンタ釣りにここに来たのが魚釣りのデビューであり、和歌浦漁港での釣りデビューであったのだ。その後数十年、ここで魚釣りをした記憶がない。だから再デビューなのだ。追加の埋め立て工事をしているそうだが、この旧の漁協の建物の前がそのデビューの場所なのだ。
護岸の隅っこで泳ぐ小魚を見ていると懐かしさが溢れ出てくるのである。
まずは前準備として仕掛けの調達だ。さすがに船で使っているテンヤでは大きすぎるだろうと釣具屋に行ってみた。
最近はタコ釣りも人気があるようで、通路前の1区画全部がタコ釣りの道具だと聞いて選ぶ気がなくなってしまった。
結局、自分で作るしかあるまいと船で使っているテンヤの小型版を制作してみた。
ついでに竿も中古釣具店で買った竿の先を加工した相変わらずのキメラ竿だ。
午前5時前に漁港に到着。まあ、釣れるかどうかは別にして、早朝の漁港は気持ちがいい。
釣りはそっちのけで写真を撮り続ける。
モノクロに加工してみるとなんだか趣きのある写真になったのではないだろうかなどとひとりで自己満足にひたっている・・。
午前6時半を回って、師匠が登場。続いてちからさんも登場。
ちからさんはその風貌に似合わず(失礼・・)かわいいワンちゃんを飼っている。で、毎朝、漁港でワンちゃんの散歩をしているというわけだ。
師匠からタコ釣りの秘訣を聞くと、こんな感じだ。
一、テンヤは大きい方がよい。
二、エサはなんでもいい、気にしない。
三、特に誘う必要なし。
こんな感じだ。
使っておられるテンヤは多分、船で使うものと同じだ。エサはなんと何日も同じものを使っているという。小アジが丸のままくくりつけられていたが、確かに皮がめくれてしまって干物になってしまっているような感じだ。鉤も錆びてボロボロだ。曰く、毎日エサを変えていたらエサ代もバカにならないし、タコはなんでも喰ってくるということだ。今日の僕のエサはスーパーで3割引きのブラックタイガーだったのだが、それを見て一言、「なんと贅沢な」・・・
それを海底に放り込んでおくと、タコがいたら竿を置いたまま誰かとしゃべっていても掛かっているということだった。
要約すると、何も気にする必要はないということだろうけれども、やっぱりここで経験に裏打ちされた自信のような何かが作用するのだろうか、名人はすでに今日も1匹釣り上げているそうだ。
秘訣を伝授してくれた名人はその後、自転車にまたがり、最後の箴言として、「一匹釣るまで帰ったらあかんろ~」と言い残し、颯爽と別のポイントに向かって走り去ってしまった。
と思いきや、また、港の常連さんと雑談にふけっている様子だ。すでに1匹釣り上げている余裕だろうか、それともこうして殺気を殺しているのだろうか・・。
(左端の人が師匠なのだ。)
午前8時半ごろまで粘ってみたが、釣れたのはサビキのコマセかごひとつだけであった。
家に帰って植木の剪定を済ませ、コロナワクチンの摂取に向かった。ウチの奥さんが、和歌山市のホームページから基礎疾患のある人は接種の申し込みをできると聞いてきて、あんたも高血圧なのだから申し込む権利があるというのだ。10日ほど前だろうか試しにとホームページから申し込んでみると本当に接種券が送られてきた。
奥さんはどこまで医療通なのだろう、近くの医院は予約もなしにすぐに打ってくれるという。
窓口で申し込むと、待つ間もなくすぐに注射をしてくれた。こっちも何も気にしているわけでもないが、問診もなくというのは大丈夫なのだろうか。基礎疾患があるということで申し込んだが、どんな基礎疾患を持っているかということの確認もない。
ついひと月前まではネットでの予約が難しいとかいくら電話してもつながらないとか、朝から窓口に行列ができているとか報道されていたけれども、これでは値打ちがなさすぎる。(もともとタダだけれども・・)
プラチナワクチンがただの小瓶に入った透明な液体になってしまった感がある。
このブログは翌日のお昼に書いているのだが、注射された場所が少し傷むくらいであとはなんともない。
まあ、少し傷むということは僕の体にも少しは正常な免疫機能が存在していて注入されたDNAの欠けらと戦ってくれているのだと思うと少しは心強いことではあると思うのである。
条件:小潮 6:28干潮
釣果:ボウズ
連休2日目、今日はタコ釣り名人に弟子入り志願だ。和歌浦漁港のスロープで船底塗装の作業をしていると、ちからさんの知り合いのタコ釣り名人がときたま声をかけてくれる。
名人は暖かくなってくるとほぼ毎日漁港のどこかでタコ釣りしているそうだ。
ちからさんが時々SNSにアップしているまだ動いているタコを見ていると、船はダメでもここなら釣れるのではないかと弟子入り志願を願い出るために出かけてみた。
タイトルに、再デビューと書いているのは、まだおそらく幼稚園くらいの頃だったのだろうと思うのだが、父親に連れられてギンタ釣りにここに来たのが魚釣りのデビューであり、和歌浦漁港での釣りデビューであったのだ。その後数十年、ここで魚釣りをした記憶がない。だから再デビューなのだ。追加の埋め立て工事をしているそうだが、この旧の漁協の建物の前がそのデビューの場所なのだ。
護岸の隅っこで泳ぐ小魚を見ていると懐かしさが溢れ出てくるのである。
まずは前準備として仕掛けの調達だ。さすがに船で使っているテンヤでは大きすぎるだろうと釣具屋に行ってみた。
最近はタコ釣りも人気があるようで、通路前の1区画全部がタコ釣りの道具だと聞いて選ぶ気がなくなってしまった。
結局、自分で作るしかあるまいと船で使っているテンヤの小型版を制作してみた。
ついでに竿も中古釣具店で買った竿の先を加工した相変わらずのキメラ竿だ。
午前5時前に漁港に到着。まあ、釣れるかどうかは別にして、早朝の漁港は気持ちがいい。
釣りはそっちのけで写真を撮り続ける。
モノクロに加工してみるとなんだか趣きのある写真になったのではないだろうかなどとひとりで自己満足にひたっている・・。
午前6時半を回って、師匠が登場。続いてちからさんも登場。
ちからさんはその風貌に似合わず(失礼・・)かわいいワンちゃんを飼っている。で、毎朝、漁港でワンちゃんの散歩をしているというわけだ。
師匠からタコ釣りの秘訣を聞くと、こんな感じだ。
一、テンヤは大きい方がよい。
二、エサはなんでもいい、気にしない。
三、特に誘う必要なし。
こんな感じだ。
使っておられるテンヤは多分、船で使うものと同じだ。エサはなんと何日も同じものを使っているという。小アジが丸のままくくりつけられていたが、確かに皮がめくれてしまって干物になってしまっているような感じだ。鉤も錆びてボロボロだ。曰く、毎日エサを変えていたらエサ代もバカにならないし、タコはなんでも喰ってくるということだ。今日の僕のエサはスーパーで3割引きのブラックタイガーだったのだが、それを見て一言、「なんと贅沢な」・・・
それを海底に放り込んでおくと、タコがいたら竿を置いたまま誰かとしゃべっていても掛かっているということだった。
要約すると、何も気にする必要はないということだろうけれども、やっぱりここで経験に裏打ちされた自信のような何かが作用するのだろうか、名人はすでに今日も1匹釣り上げているそうだ。
秘訣を伝授してくれた名人はその後、自転車にまたがり、最後の箴言として、「一匹釣るまで帰ったらあかんろ~」と言い残し、颯爽と別のポイントに向かって走り去ってしまった。
と思いきや、また、港の常連さんと雑談にふけっている様子だ。すでに1匹釣り上げている余裕だろうか、それともこうして殺気を殺しているのだろうか・・。
(左端の人が師匠なのだ。)
午前8時半ごろまで粘ってみたが、釣れたのはサビキのコマセかごひとつだけであった。
家に帰って植木の剪定を済ませ、コロナワクチンの摂取に向かった。ウチの奥さんが、和歌山市のホームページから基礎疾患のある人は接種の申し込みをできると聞いてきて、あんたも高血圧なのだから申し込む権利があるというのだ。10日ほど前だろうか試しにとホームページから申し込んでみると本当に接種券が送られてきた。
奥さんはどこまで医療通なのだろう、近くの医院は予約もなしにすぐに打ってくれるという。
窓口で申し込むと、待つ間もなくすぐに注射をしてくれた。こっちも何も気にしているわけでもないが、問診もなくというのは大丈夫なのだろうか。基礎疾患があるということで申し込んだが、どんな基礎疾患を持っているかということの確認もない。
ついひと月前まではネットでの予約が難しいとかいくら電話してもつながらないとか、朝から窓口に行列ができているとか報道されていたけれども、これでは値打ちがなさすぎる。(もともとタダだけれども・・)
プラチナワクチンがただの小瓶に入った透明な液体になってしまった感がある。
このブログは翌日のお昼に書いているのだが、注射された場所が少し傷むくらいであとはなんともない。
まあ、少し傷むということは僕の体にも少しは正常な免疫機能が存在していて注入されたDNAの欠けらと戦ってくれているのだと思うと少しは心強いことではあると思うのである。
いつもコメント、ありがとうございます。
釣りをする人ってかなり汚い生活をしていると思うんです。海水をスプーンで掬って顕微鏡をみてみると、おそらく数億の数の細菌やウイルスがうごめいていると思います。そんなものを常に触っているし、ゴカイを触った手で平気でおにぎり食べてるんですから口の中にはコロナ以上の強敵が入ってきているはずです。
と、いうことは、コロナの抗体もすでに出来上がっているのじゃないだろうかと思っています。