場所:紀ノ川河口、加太沖釣行
条件:若潮 2:07満潮 10:00干潮
潮流:4:48転流 9:28下り 2.6ノット最強
釣果:タチウオ6匹 マアジ3匹 マサバ1匹
今週も二日連続釣行だ。でも、今週は三連休、体力的にはまったく問題がない。しかし、暑い。もうすぐお盆なので朝晩は少しは涼しくなるのかと思ったがまったく予想外れだ。
これから毎年、こんなに暑くなるのかと思うと、日本人は生きてゆくことができるのだろうかと心配にもなってしまう。
さかなクンからの受け売りだが、メダカというのはあんなに小さな体だが相当過酷な環境に耐えられる体を持っているのだそうだ。水温は38℃くらいまで、塩分濃度は順応させさせれば海水の中でも生きてゆけるらしい。というのも、メダカはダツ科の魚で、元は海に棲んでいた魚なのであるからだ。確かに、ダツだと言われればなんとなく似ている気もする。
今日の和歌山市の最高気温は37℃。あと数十年もしたら、海で泳いでいる魚はメダカだけだという時代が来るのかもしれない。
今日の予定は、朝一タチウオを釣って、そこそこ数が出たら住金沖で飲ませサビキをやってみる。タチウオがなければ加太まで出張ってアジを釣ろうと考えている。
今日の出港は午前4時半。
昨日の港内の水の色を見ていると、かなりきれいな色をしていた。この状況では港内でもアタリがあるのではないかとかなり手前から仕掛けを流し始めたが、アタリがあったのはやっぱり青岸の灯台を越えたくらいの場所だった。前回と違い、頻繁にアタリはあったが全部型が小さい。ほとんどがベルトサイズだ。半分くらいは放流してしまっただろうか。なんとか持って帰れるサイズはわずか6匹。それも南海フェリーが入港し終わったとたんにアタリがパッタリ途絶えてしまった。まだ、本格的なタチウオの季節にはなっていないようだ。
帰り道に海水の色を見てみたら、いつものちょっと汚い色に変わってしまっていた。1日でこんなに水が入れ替わってしまうというか、この汚い色の水はどこからやってくるのだろうか・・。
とりあえずはおかずができたので住金一文字へ。昨日のFさんの情報では、住金の港内でベイトが見えたということなので僕も一文字の内側を探索してみたがまったくベイトは映らない。
いくらか待てばベイトが現れるのではと思うのだが、性格上、そういう待ちの釣りができない。早々にここをあきらめ四国ポイントを目指した。
燃料代がさらに上がっているので田倉崎を越える勇気が出ない。今日は釣れても釣れなくてもここで粘ることにしている。暑いのを我慢しても午前8時が限界だろう。
場所と終了時間が決まれば潮の流れなどを調べても意味がない。まったく関知せずに仕掛けを下ろす。
今日はひとつ試してみたいことがある。これはもう、最終兵器と呼べるものかもしれないが、「続 釣りの名著50冊」の感想を書くために師の本を読みなおしていた時、そういえばこんなギミックがあったということを思い出した。今で言ったら、今田美桜か吉岡里帆が裸で歩いているようなもので、どんな魚も振り向かずにはおれないというような代物なのである。当時もそれを買い求めたという記憶があるが、今でも同じようなものを買うことができる。それをおそらく40年以上ぶりに試してみようと考えたのである。
まあ、結果はというと、文学作品と釣果は連動しないということであった。
ポイントに到着すると、4、5隻の船がいるだけであった。
三連休の中日でこれだけしか船がないというのはあまり釣れていないのかもしれない。
サビキに最終兵器を1滴垂らして釣りを開始。しかし、魚探には何も映らない。ああ、やっぱりダメだと思うのだが、それでも本職の人は釣る。僕の最終兵器は発動したとたんに自爆してしまったが、あの人は一体どんな技を使っているのだろうか。
それにもめげずに潮の流れに合わせて潮上と潮下を行ったり来たりしていると魚探に反応が出始めた。そしてやっとアタリ。しかし、水面まで引き上げてきたマアジをタモ入れで失敗してしまった。今日、唯一の獲物になるかもしれないと思うと落胆の具合は半端ではない。
しかし、その後も反応は出る。反応が出ている水深に仕掛けを合わせるとまたアタリがあった。今度はかなり大きそうだ。と、思ったらすぐにバラし・・。2回連続でバラすとは、いったい何をやっているのだという感じだ。これも暑さのせいか・・。
家に帰ってブログの原稿を書くために今日の潮流を調べてみると、この時間帯は速すぎもせず遅すぎもせずというほどよい流れであったようだ。
その後マアジが一荷でヒット。今日最後のアタリはマサバだった。まだ潮は流れているが、反応はなくなったし暑さは増す一方なので10分だけロスタイムを過ごして今日は終了。
港への帰り道、大きなバラ積み船が停泊していて、船名を見てみると日本らしい名前がついている。
先週の新聞記事に、今治の船主会というものに関する記事が出ていたのだが、個人経営で総資産が1兆円、それでもほとんど表舞台に出てくることがないという人たちがいるということを始めて知った。海運業界というのはすごい世界だなと恐れ入った。まさしくフィクサーだ。
この船もそんなフィクサーがオーナーなのだろうかと考えながら写真を撮っていると汽笛を一発鳴らされてしまった。お前は俺たちと比べると細菌以下の存在なのだよと言われているようなのであった。
台風6号が過ぎ去ったかと思ったらすぐに7号がやってくる。当初は関東方面に抜けてゆくと思われたが太平洋高気圧の勢力が強いというので西に針路を変えてきている。このままだと紀伊半島に上陸する。今日の海面を見ていると、そんな気配はみじんも感じないが、雑賀崎の底引き船はすでに避難を開始している。
6号はきっと大したことがないのだろうと思っていたが今回はかなり厄介かもしれない。
なんとか無事に過ぎ去ってもらいたいものだ。
条件:若潮 2:07満潮 10:00干潮
潮流:4:48転流 9:28下り 2.6ノット最強
釣果:タチウオ6匹 マアジ3匹 マサバ1匹
今週も二日連続釣行だ。でも、今週は三連休、体力的にはまったく問題がない。しかし、暑い。もうすぐお盆なので朝晩は少しは涼しくなるのかと思ったがまったく予想外れだ。
これから毎年、こんなに暑くなるのかと思うと、日本人は生きてゆくことができるのだろうかと心配にもなってしまう。
さかなクンからの受け売りだが、メダカというのはあんなに小さな体だが相当過酷な環境に耐えられる体を持っているのだそうだ。水温は38℃くらいまで、塩分濃度は順応させさせれば海水の中でも生きてゆけるらしい。というのも、メダカはダツ科の魚で、元は海に棲んでいた魚なのであるからだ。確かに、ダツだと言われればなんとなく似ている気もする。
今日の和歌山市の最高気温は37℃。あと数十年もしたら、海で泳いでいる魚はメダカだけだという時代が来るのかもしれない。
今日の予定は、朝一タチウオを釣って、そこそこ数が出たら住金沖で飲ませサビキをやってみる。タチウオがなければ加太まで出張ってアジを釣ろうと考えている。
今日の出港は午前4時半。
昨日の港内の水の色を見ていると、かなりきれいな色をしていた。この状況では港内でもアタリがあるのではないかとかなり手前から仕掛けを流し始めたが、アタリがあったのはやっぱり青岸の灯台を越えたくらいの場所だった。前回と違い、頻繁にアタリはあったが全部型が小さい。ほとんどがベルトサイズだ。半分くらいは放流してしまっただろうか。なんとか持って帰れるサイズはわずか6匹。それも南海フェリーが入港し終わったとたんにアタリがパッタリ途絶えてしまった。まだ、本格的なタチウオの季節にはなっていないようだ。
帰り道に海水の色を見てみたら、いつものちょっと汚い色に変わってしまっていた。1日でこんなに水が入れ替わってしまうというか、この汚い色の水はどこからやってくるのだろうか・・。
とりあえずはおかずができたので住金一文字へ。昨日のFさんの情報では、住金の港内でベイトが見えたということなので僕も一文字の内側を探索してみたがまったくベイトは映らない。
いくらか待てばベイトが現れるのではと思うのだが、性格上、そういう待ちの釣りができない。早々にここをあきらめ四国ポイントを目指した。
燃料代がさらに上がっているので田倉崎を越える勇気が出ない。今日は釣れても釣れなくてもここで粘ることにしている。暑いのを我慢しても午前8時が限界だろう。
場所と終了時間が決まれば潮の流れなどを調べても意味がない。まったく関知せずに仕掛けを下ろす。
今日はひとつ試してみたいことがある。これはもう、最終兵器と呼べるものかもしれないが、「続 釣りの名著50冊」の感想を書くために師の本を読みなおしていた時、そういえばこんなギミックがあったということを思い出した。今で言ったら、今田美桜か吉岡里帆が裸で歩いているようなもので、どんな魚も振り向かずにはおれないというような代物なのである。当時もそれを買い求めたという記憶があるが、今でも同じようなものを買うことができる。それをおそらく40年以上ぶりに試してみようと考えたのである。
まあ、結果はというと、文学作品と釣果は連動しないということであった。
ポイントに到着すると、4、5隻の船がいるだけであった。
三連休の中日でこれだけしか船がないというのはあまり釣れていないのかもしれない。
サビキに最終兵器を1滴垂らして釣りを開始。しかし、魚探には何も映らない。ああ、やっぱりダメだと思うのだが、それでも本職の人は釣る。僕の最終兵器は発動したとたんに自爆してしまったが、あの人は一体どんな技を使っているのだろうか。
それにもめげずに潮の流れに合わせて潮上と潮下を行ったり来たりしていると魚探に反応が出始めた。そしてやっとアタリ。しかし、水面まで引き上げてきたマアジをタモ入れで失敗してしまった。今日、唯一の獲物になるかもしれないと思うと落胆の具合は半端ではない。
しかし、その後も反応は出る。反応が出ている水深に仕掛けを合わせるとまたアタリがあった。今度はかなり大きそうだ。と、思ったらすぐにバラし・・。2回連続でバラすとは、いったい何をやっているのだという感じだ。これも暑さのせいか・・。
家に帰ってブログの原稿を書くために今日の潮流を調べてみると、この時間帯は速すぎもせず遅すぎもせずというほどよい流れであったようだ。
その後マアジが一荷でヒット。今日最後のアタリはマサバだった。まだ潮は流れているが、反応はなくなったし暑さは増す一方なので10分だけロスタイムを過ごして今日は終了。
港への帰り道、大きなバラ積み船が停泊していて、船名を見てみると日本らしい名前がついている。
先週の新聞記事に、今治の船主会というものに関する記事が出ていたのだが、個人経営で総資産が1兆円、それでもほとんど表舞台に出てくることがないという人たちがいるということを始めて知った。海運業界というのはすごい世界だなと恐れ入った。まさしくフィクサーだ。
この船もそんなフィクサーがオーナーなのだろうかと考えながら写真を撮っていると汽笛を一発鳴らされてしまった。お前は俺たちと比べると細菌以下の存在なのだよと言われているようなのであった。
台風6号が過ぎ去ったかと思ったらすぐに7号がやってくる。当初は関東方面に抜けてゆくと思われたが太平洋高気圧の勢力が強いというので西に針路を変えてきている。このままだと紀伊半島に上陸する。今日の海面を見ていると、そんな気配はみじんも感じないが、雑賀崎の底引き船はすでに避難を開始している。
6号はきっと大したことがないのだろうと思っていたが今回はかなり厄介かもしれない。
なんとか無事に過ぎ去ってもらいたいものだ。
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