イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2014年01月22日 | 釣り
場所:加太沖
条件:小潮9:52満潮
潮流:7:51転流 11:25上り2.1ノット最強

今月の加太への釣行はまだ1回。せっかくの連休も悪天候や出勤で行きそびれた。残りの休みと潮流を調べてみると今日が最後のチャンスだ。
朝の天気はよくないようだが、次第に回復してくるようだ。潮流の時刻を見てもそれほど急いで出撃しなくても大丈夫なので都合がいい。

朝、起きてみると夜明け前に雨が降ったようだが西の空は明るくなってきている。予報どおりだ。
午前7時半頃に家を出て港に向かう道中、水軒川沿いの畑は真っ白になっている。雪が降ったようだ。港に到着してみると駐車場にも雪ではなくてあられが積っている。船のデッキもあられで覆われている。
 
スーパーで氷をもらわなくてもデッキのあられを集めたら十分な感じだ。そして、こんな光景を見てしまうと出発がためらわれる。

それでも意を決して出港してみたが、田倉崎を前にして友ヶ島の方向を見てみると真っ暗だ。虎島はまったく見えない。しかも雨も降ってくるし北からの風も強くなってきた。



これは釣りどころではないのではないかと帰港を決意。しかしここまでやってくると未練が残る。
何回か後ろを振り返ると友ヶ島の方向が明るくなってきた。風はどうかわからないがとりあえず方向転換して再び加太を目指した。

到着してみるとそれなりの数の船が出ている。しかし、さすがにこんな天気だ。同盟軍の船はほとんど見当たらない。最近は威嚇をされることがないので帝国領内に出張って釣りを開始。
逡巡していたので開始は午前9時少し前になってしまった。しかし今日の潮ではこの時間くらいからが勝負だ。
はたしてそのとおりになり、すぐにアタリが出て1匹目を確保した。
それからは風が強くなり仕掛けが横に流れてしまう。
1時間後くらいに、下ろしてゆくしかけにアタリが出た。ハリスが切れたことをみるとサゴシだったようだ。
再び沈黙の時が続き次のアタリは10時半頃、2匹目を確保。前を流している帝国軍の乗合船でも竿が曲がっている。僕にもアタリがきたが焦りすぎたようで途中でバれてしまった。
もうダメかと思ったが最後になったアタリは午前11時を回ってから。慎重に取り込み3匹目を追加。
時刻は時合を過ぎる頃になり、帝国軍の艦船も帰港し始めたのでこれを汐に撤収とした。
帰る頃には空は青空。風も穏やかになっていた。
なんともめまぐるしく空模様の変わる1日だ。



帰りにいつものとおり叔父さんの家に1匹おすそ分け。帰りにはどっさりの野菜をもらって帰ってきた。



幸運の神様というのは前髪はあるけれども後ろ側は禿げているそうだ。通り過ぎる前につかんでおかないと捕まえることができない。今日はうまく幸運の神様の前髪を掴めたようだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 口和深釣行 | トップ | 「里山資本主義 日本経済は... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

釣り」カテゴリの最新記事