イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

口和深釣行

2014年01月16日 | 釣り
場所:口和深 沖の三ッ石
条件:大潮 6:32満潮
釣果:グレ 1匹

気がつけば丸々1年以上フカセ釣りに行っていない。すでに半径10キロ圏内でしか釣りをしなくなってしまったが、やっぱり磯に立ちたい。腰が痛くても磯に立ちたいのだ。
半日の釣りに慣れきっているので1日の休みだけでは南紀までの遠征は体に堪える。連休をもらっていたので、気温は相当低くなってしまっているがこのタイミングを逃してしまうと足掛け3年フカセ釣りに行かないことになりかねない。
道中の外気温は摂氏0℃。う~ん、寒い。



長い間ずっと見老津ばかりだったが、ふと思い立って今回は口和深へ行き先を変更した。
口和深は2006年の11月以来、実に7年ぶりの釣行になる。ここは釣り人が多くて、船の舳先にどっさり人が群がる。それが嫌になって見老津をホームにしてみたが、ホームだと思っているのは僕だけで、船頭さんは常連さんをえこひいきしているみたいだというのがひしひしと伝わってきていた。釣果もあまり出せないし、再び口和深を目指したというわけだ。

今日は釣り人は少なく10名ほど。水温がグッと下がって15℃を下回っているようで、沖の磯は不利だという話だったが、先端にご利益があると思っている僕はダメもとで名礁沖の三ッ石へ渡礁。
磯から見る朝日はなんとも気持ちがいい。寒さなんかはこの時点で吹き飛んでしまうというものだ。



早朝は早い下り潮だ。なにやら雰囲気はかなりよさそうだ。
僕を含めて5名が渡礁したが、横に並んだ釣り人いきなりイサキを釣り上げた。
俄然やる気が出てくるが、釣り方が悪いのか、釣り座の位置が悪いのか、僕にはアタリがない。
ここの水道なんかはまったく魚がいそうな感じなのだが・・・。




やっとアタリがあったのは午前9時過ぎ。竿先を引ったくっていくアタリは気持ちがいい。しかし、これは合わせが弱かったのか、すっぽ抜けてしまった。
その後、潮が止まってしまったようで、まったくアタリがなくなってしまった。
そんな中でも他の釣り人はポロポロとグレを釣り上げている。自分の無力さが悲しい。
お昼を過ぎた頃から風が強くなってきた。真横、西から吹いてくる風なので釣りにならない。こんな中でも釣っている人は釣っている。しかし、僕の気力は失せてしまう寸前だ。荷物が風で飛ばされないように気を配りながら、早く終了時間になってくれないかとそればかり念じていた。もう、この時点で終わってしまっていた。

2回目のアタリは午後2時を回ってから。もう終わろうと思っていたときだった。風は吹き続けているものの、潮が再び下りに変わってきた。横の釣り人が早く終了したのでその跡に入ると風は後ろからになり仕掛けがスムーズに流れてくれる。
仕掛けをどんどん流しているとやはり竿先を引ったくっていくアタリだった。
悪運が強いのかなんなのか、ボウズを免れることができてしまった。

家に帰ってくるともうへとへとで体中が痛い。明日はもっと痛くなっているだろう。
しかし、この1匹は次に繋がる1匹になったようだ。

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