イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2020年11月13日 | 2020釣り
場所:加太沖
条件:中潮 4:35満潮 10:36干潮
潮流:5:25 上り2.4ノット最強 8:55転流 11:46 下り2.4ノット最強
釣果:カスゴ3匹 チャリコ2匹 カワハギ1匹 サゴシ1匹

ここ数日ぐっと寒くなったと思ったが、今朝の気温は体感的にはかなり暖かい。実際、11℃あったそうだ。昨日は6.8℃ということなのでやはりかなり暖かい。
そのせいもあって、今朝はすこぶる穏やかな天気だ。潮の回りはあまりよくないが、絶好の釣り日和としておこう。



少し早く港を出てまずは保険のサゴシを狙ってみた。
紀ノ川河口から仕掛けを流すとすぐにアタリがあった。これでおかずは確保できた。アタリがあった場所に戻って仕掛けを流しなおすとまだ釣れる感じはするのだが、ここでもたもたしていると潮が止まってしまう。うしろを振り返らずに加太へ針路をとる。「三体」に登場する、それしか選択肢がなく外宇宙へ無限の旅に向かう戦艦のようだ・・。

すでに潮は緩み始めているのでできるだけナカトに近い場所を目指す。先週はハマチが爆釣だということだったが、今日はまったく船影が見えない。なんなくナカトシタへ入れたのはいいのだが、まったくアタリがない。少し地の島よりに移動してみると魚探には反応があるがアタリがない。仕掛けの幹糸にはびっちりとスラッジが付着しておりあまりい感じがしない。これが原因だろうか。
ほかの船は釣れているのかどうかわからないが、穏やかだが低く垂れこめた雲間に小雨が降る中、海面に浮かんでいる船の姿はかんだか活気がなさそうに見える。



8時過ぎまでやってみるが潮が止まるまでに今日もカワハギをやりたい。そのまま帝国軍軍港前に移動して仕掛けを下す。



今日は少し深いところを狙ってみたが、これがよかったのかどうかはわからないがすぐにアタリがあった。この引きは間違いなくカワハギだが、ハリスを食いちぎられてしまった。
続いてまたアタリ。今度はきちんと取れた。それほどの大型ではないが十分刺身にできる。
その後もアタリは続くが鉤に乗らない。あとから考えると、もっと食い込むのを待たねばならなかったのかもしれない。このタイミングが難しいのだ。
300円のエサはあっという間になくなり、時間が余ってしまった。当初の予定ではカワハギ釣りをして納竿しようと思っていたのにこの時点で午前9時だ。
潮はすでに下り始めているのでせっかくだから非武装ポイントを目指して転進した。



このポイントにはけっこうな数の船が集まっている。魚探にも反応がある。
まず上がってきたのは小さいカスゴだ。お正月のにらみ鯛サイズなので取っておく。
その後に小鯵。これは家に帰って捌いてみると小鯵らしからぬ脂の入りようであった。
なんだか底の方にはこんな魚が集まっているらしく、その後は小鯖が釣れた。
そして今日もメジロらしき大物が掛かった。今日のさかなは一気に走らずにじわじわ行く。これなら取れるのではないかとじっくり引き寄せてきて仕掛けまで手が掛かったときにグッと潜られ今日も枝素を切られてしまった。
高仕掛けでクッションゴムを使うかどうかという議論があるが、ぼくは磯釣りでもクッションゴムは嫌いだったので船の釣りにも使わない。しかし、今日のように仕掛けに手をかけてから切られてしまうとクッションゴムを使うかどうかの以前の問題だ。
上手な人はこんな時もうまく魚をいなして取り込むことができるのだろうか。
一度は取り込んでみたいものだ。
その後、もう少しましなサイズのカスゴを釣って午前11時。潮が緩み始める時刻を待てばまたアタリが出てきそうな予感がしたがいつものとおり、昼ご飯を家で食べるという主義のとおりそのまま終了とした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする