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イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

大晦日

2009年12月31日 | Weblog
今年も大晦日まで出勤だ。ただし、午後2時までに超特急で片付けて帰宅した。
今の会社はカレンダーどおりの休みで、大晦日と三が日は休みなのだが、僕のいる部署だけ毎年大晦日は棚卸の集計をするらしい。よく話を聞いてみると別に年明けの作業でもいいようなのだがなぜか大晦日に出勤するらしい。マゾだね。
大部分の人は休みにも会社に来るのが普通だと思っているようだ。マゾだな。

資料が店舗から流れてくるまでに時間があるので、出勤前に前々から行きたいと思っていたところを2箇所訪問してきた。
1箇所は開高健の文学碑のある近鉄北田辺駅。
開高健は大阪市の天王寺区にある上本町というところで生まれて7歳頃にこの北田辺あたりに引っ越したということだ。
今の会社はその上本町にある。開高健の生まれた場所を示す痕跡は何もないがそのゆかりの地にいることができるのが少しだけうれしく思えるのだ。
また、開高健の誕生日は12月30日。昨日で生誕79年だ。今日の日にここを訪ねることができたのも何かの縁かもしれない。


もう1箇所は安居神社。
ここは大阪夏の陣で真田幸村が討ち死にした場所ということだ。
今年は大河ドラマにはまってしまったのでぜひとも訪れてみたい場所であった。
上本町界隈と言うのはやたらと神社仏閣の多いところでその中にこの神社も建っている。
真田幸村は49歳で討ち死にしたらしいので、城田 優ほどかっこよく亡くなったわけでもないのだろうが、それでもやっぱり自分の信念を貫いた生きざまというものにはあこがれを持ってしまう。
初詣には1日早いが家族の安全ともうひとつお願い事をしてきた。
人が少ない分、神様の目にとまる確率も高いかもしれないから、どうぞよろしくお願いします。


去年の大晦日はひどい電車旅をしていたが、今日は23年ぶりに紅白歌合戦を最初から見ることができる。
これも少しうれしい。やっぱり大晦日は紅白歌合戦なのだ。


この1年を振り返る。

2009年12月31日 | Weblog
今年もあとわずか、この1年を振り返る。
なんといっても最大のトピックは船を買い替えてしまったことだろう。

 まったくもって無謀な行為かもしれないが、まえの船では僕の人生のほうが余ってしまうのは目に見えていたのだから、船の釣りを続けていくためにはどこかのタイミングで買い替えを考えないといけない。同じ港で長いこと乗っていない船があったので問い合わせてみると譲ってくれるというので思い切ってみた。
 譲ってくれた人は僕はあまり知らない人だが、父親のことをよく知ってくれていた人で、母親も相手のことをよく知った人だったのも何かの縁だったのかもしれない。と言っても船の係留しているところは小さな集落だからみんな知り合いという面もあるのだが・・・。
船を買い替えたとたんに加太での釣果が飛躍的に増えたのは偶然のような気もするしそうでないような気もするし・・・。
ブログを見ていると今年の初釣りは加太へ行っていたようだ。小さいながらもチャリコを釣っていた。少しづつ加太にも慣れてきた頃に船を買い替えたタイミングが合ったのかもしれない。
とにかく、9月26日に釣ったアジの意義はたった1匹とはいえ大きかった。

そのあとに真鯛も釣ったし・・・。

たしかにスパンカーの効きは全然違うので姿勢が安定している。これも魚を釣りやすくなった要因になっているのかもしれないが。

そのほかの釣りについてはまったくもって満足するものはなかった。
磯の釣りでは土日が休みになってしまって釣行回数が激減したのが大きな打撃になってしまった。去年もおととしも年なしのチヌを釣ったのに今年はゼロだ。
チヌといえば、今年は変わった場所で変わったを釣った。2月には海南の関電波止で、春には浜の宮の沖でチヌを釣り、秋には田辺でタチウオを釣った。魚というのはいるところにはいるもので、固定観念にとらわれていては自分の世界から抜け出せないということがよくわかった。


船の釣りも去年は爆釣だった夏のチョクリ釣りが大不振だったし、タチウオも最盛期に船がドック入りだったので数を釣ることができなかった。もっともタチウオは夕方でなくても早朝に釣れることがわかったことは大きい収穫だった。しかし夕方に釣りに出ないときれいな夕日が見ることができないのがもどかしいのだ。

渓流の釣りにも行かなかった。春はやっぱり渓流だろうとおもったがやっぱり平日でないと足は向かなかった。いつまでこの生活が続くのかはわからないが早く平日の休みの生活に戻りたいと切に願うのだ。
はやりの今年1年を漢字1文字で表すと「違」というのが僕の今年の1年だった。

釣り関係の本は合計5冊。開高健の本を入れるともう少し。
榛葉 英治の2冊はなかなかおもしろかった。こんな本を古本でしか読むことができないのが残念だ。魚釣りもだんだん趣がなくなってきたのだろうか。

     

さて、来年はどんな年になるだろうか・・・。