吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2012年4月26日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉016:「あらじ屋商店」の古い団扇

2012-04-26 11:20:27 | 「貝寄せ館」物語

  

写真①:女性の写真が表を飾る「あらじ屋商店」の古い団扇

  

貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語 16

 :「あらじ屋商店」の古い団扇

 

表を飾った女優はだれ?

「あらじ屋商店」の古い団扇

――「海とまちなみの会」

 福津市津屋崎3丁目にある「麦屋惣平衛邸」当主麦野裕(ゆたか)さん(千葉県在住。「海とまちなみの会」会員)から同会事務所・「貝寄せ館」に寄贈された〈津屋崎千軒〉の商店の古い団扇9枚のうち、同館前にあった青果・食料品店・「あらじ屋商店」の団扇=写真①=の表を飾っている女優の名前も分りません。ご存じの方、教えて下さい。

 9枚の団扇は、美しく懐かしいレトロな色調が魅力です。1枚寄贈された「あらじ屋商店」の団扇は、八百屋さんらしく、牛が耕す野菜畑と屋外で放し飼いの鶏が餌をついばむ姿を背景に、清潔感あふれる若い女性がトマトやカボチャなどの野菜と果物がぎっしり入った竹かごを手にほほえんでいる写真が表を飾っています。たぶん、女優さんでしょう。 

 団扇の裏には「毎度有難う御座います 青果 食料品 あらじ屋商店 電話六三番」と書かれています。

  「あらじ屋商店」は、福津市津屋崎の在自(あらじ)出身の上妻幸次郎さんが、昭和元年ごろ営業を始め、あらじを入れて屋号にしたという。2代目の利雄さん(80)は「天神町にスーパーのユーマートも開店していた平成元年に店じまいしたが、こんな団扇は初めて見た」と26日、笑顔で話されました。

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