吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2012年4月16日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉008・「渡橋」がなかったころ

2012-04-16 22:54:40 | 「貝寄せ館」物語

 

写真①:「貝寄せ館」で懇談する「海とまちなみの会」会員たち

    =福津市津屋崎3丁目で、2012年4月15日午前10時25分撮影

 

貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語 8

 :「渡橋」がなかったころ

「麦屋惣平衛邸」解説案内板の設置を祝い 

「貝寄せ館」で祝賀茶話会も行いました

 福津市津屋崎3丁目にある卯建の建つ町家・「麦屋惣平衛邸」の解説案内板除幕式を終えた4月15日、近くの「海とまちなみの会」事務所・「貝寄せ館」で祝賀茶話会を開いて、式に参加した会員たちが懇談=写真①=。除幕式に遠路駆け付けた「麦屋惣平衛邸」当主・麦野裕(ゆたか)さん(千葉県在住。同会員)が持参した津屋崎と渡半島を結ぶ「渡舟」=写真②=のモノクロ写真が話題となり、「津屋崎橋」(渡橋)」建設後の通行料金で話が盛り上がりました。

  

写真②:「[筑前]津屋崎ノ渡舟」と書かれた写真

  また、「渡リヨリ見タル津屋崎]と説明が書かれた写真には、手漕ぎの木造船に着物姿の乗客が写っています=写真③=。大正11年(1922年)、中央部が開閉式の「津屋崎橋」(渡橋」)が建てられ、昭和53年(1978年)に開閉式ではない現在の新「津屋崎橋」が完成しており、津屋崎―渡地区を結ぶ「渡舟」が走っていたのは大正初期か明治時代のようです。

 

写真③:手漕ぎの木造船に着物姿の乗客が写っている「渡リヨリ見タル津屋崎」の写真

  「海とまちなみの会」の最高齢ボランティアガイド・津崎米夫さん(88)は、「渡舟」の乗船位置を「津屋崎干潟」の地図を竹棒で指しながら、「津屋崎橋」の通行料金について「津屋崎から渡地区へ行く人は3銭取られた」などとにわか講義=写真④=され、高齢の今も鮮明な記憶力に感嘆の声が上がっていました。

  

写真④:「津屋崎橋」の通行料金について講義する津崎米夫さん(左端)

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2012年4月16日/〈津屋崎の四季〉907:ハシビロガモとキンクロハジロ

2012-04-16 18:41:55 | 風物

 

写真①:仲良く泳ぐ冬鳥・ハシビロガモの雄(左)と雌

      =福津市練原の「積内池」で、2012年4月16日午前10時40分撮影
                                                                                                  
冬鳥のハシビロガモとキンクロハジロ泳ぐ
津屋崎にまだ滞在しています
――福津市の練原の「積内池」                                                                                                    

 福津市練原の「積内池(つみうちいけ)」で4月16日午前、冬鳥のハシビロガモ(カモ科)=写真①=とキンクロハジロ(同)=写真②=が、番で泳いでいました。北帰行しているはずの時季ですが、4月中旬まで津屋崎に滞在は珍しいことです。

写真②冬鳥・キンクロハジロの雄(手前)と雌

  =「積内池」で、16日午前10時35分撮影

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